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沖視協だより  第233号(平成21年3月発行)

1.巻頭文


早春賦の「春は名のみの、風の寒さや」など縁遠い沖縄の春、「谷のうぐいす、時にあらずと声もたてず」どころか、一気に「初夏」の陽気にて、さまざまな小鳥の大合唱。三寒四温も過ぎ去ったかに思えるこのごろですが、皆様におかれましては風邪などひいてはおりませんでしょうか。

去った2月15・16日の両日、本県で開催されました「第62回九州盲人福祉大会」には多くの仲間の皆さんが結集いただき、成功裏に大会が終了しましたことを改めてお礼申し上げます。本大会で決議されました課題等の実現に向けて共々に信頼の絆で邁進したいと思います。

人と人の信頼の絆は、夢の実現に欠かせないエネルギーであると思います。お互いの尊敬しあう謙虚さと、相手を護るという責任に裏付けされた信頼こそが、最も強固な城壁となるのでしょう。

昨今の政治・経済の様相は、100年に1度の大災害の襲来と言われておりますが、これも根源を辿れば、信頼関係が崩壊した人と人の社会のあり方につきるのではないかと、社会の一員として自らも責任の一端を思わずにはいられません。

様々な活動の根底に、まず相手の立場を思いやる配慮があり、その上で共に協力し合う社会でありたいものです。

一気に「うりずんの季節」に入りますが、皆様には、健康第一で、今年の「夢」に一歩近づく日々をお過ごしください。

局  長  金城 鍛



2.沖視協ニュース


第62回九州盲人福祉(沖縄)大会報告

第62回九州盲人福祉(沖縄)大会は、「国連障害者権利条約批准と国内法整備を」、「合理的配慮で障害者施策充実を」、「団結と連帯で九盲運動と生活擁護を」、「ブライユ生誕200年を輝かしい年に」のスローガンのもと、去る2月15・16の両日、10年ぶりに那覇市のパシフィックホテル沖縄で開催された。参加者は代議員大会に切り替えた10年前よりは多かったものの、230人と、陸続きの各県実施における大会参加の7割の参加にとどまり、離島県なるが故の不利は回避出来ませんでした。

九盲連(九州盲人会連合)唯一の決議機関、代議員総会は、15日14時45分から17時まで52人、99パーセントの出席代議員のもとに開会、本年度事業実績報告と決算を承認後、平成21年10月24・25日沖縄で開催される第37回九州視覚障害者サウンドテーブルテニス大会を始めとする8事業を盛り込んだ新年度事業計画と構成9団体負担金合計54万円と日盲連補助金13万円を含む73万円を原資とした新年度予算を可決した後、12時から14時30分行なわれた三つの分科会報告を確認して代議員総会は終了。

代議員総会に先立って行なわれた福祉・職業対策・体育の3部会中、職業対策部会には宮崎以外の8団体が協議題を提出していたが、あはき関連職種の積極開拓が大分・鹿児島・沖縄、あはき養成施設新増設反対と無資格者取締り強化関連が熊本・福岡市・福岡県・佐賀県の4団体から出され、あはき自営業者への事務補助員配置が長崎から出されていて、話し合いの結果、全国大会へは、養成施設新増設反対と無資格者対策に関連する協議題を九盲としては提出し、長崎提出の個人営業者への支援などについては、それぞれの県独自で提出して欲しいとの座長呼びかけを確認して終了。

並行して行なわれていた福祉部会へは、「障害者自立支援法の地域生活支援事業において、移動介助事業、日常生活用具給付事業のサービス内容に地域差が出ないように、また支援内容については利用者の要望が繁栄出来るよう見直しを要望する(沖縄)」など、9団体総てから1題づつの協議題が提出されていて、別に情報バリアフリー関連のものが出ていたので、全国大会へは、福祉第1(生活)、同じく第2(バリアフリー)があるので、それぞれに1題づつ提出することにしたようでした。体育部会へは、同じく沖縄からの、「九州グラウンドソフトボール大会の運営において、初日で1回戦、2回戦を実施し、二日目は準決勝、決勝の日程で実施することを要望したい。」など7題を話合って終りましたが、この沖縄提出議題は、概ね合意されたようです。

メインの福祉大会は16日午前、式典・議事・笹川日盲連会長による講演・そして閉会行事の4部構成で、友の会安谷屋喜子さん司会のもと、スムーズに運んで次年度開催県・長崎に引き継いで12時半、滞りなく閉幕となりました。

会  長  山田 親幸



3.新刊紹介

点字図書
NDC書名著者名巻数内容
837The Bottle ImpR.L.スティーブンスン2船乗りのケアウェは買った人の願いを叶えてくれるびんの魔法で欲望を満たす。突然の病に冒された彼は再びびんの魔力に頼ろうとするが…。英語の略字を用いた点字と略字を用いない点字を併記。本文で使われている全ての語を掲載したワードリストがあります。
911大岡信詩集 きみはにんげんだから大 岡 信1文化勲章をはじめ多くの受賞暦を持つ巨匠・大岡信の作品から「朝の頌歌」「わたしは月にはいかないだろう」など32編を収録。子どもたちから大人まで、すべての人に読んでもらいたい…。そんな想いをこめた詩集です。
913bU(ナンバーシックス)あさのあつこ2矯正施設の地下深くへたどりついた紫苑は、ネズミの過去を知る長老から、bUが犯した侵略と虐殺の歴史を聞かされる。聖都市を待ち受けるのは、破滅か、それとも救いか…。最後の闘いをかけて、運命の扉が開かれる。
913あかね色の風あさのあつこ2白いフヨウの花のように笑う転校生の千絵。自分とは正反対に見える千絵に、遠子は不思議な魅力を感じる。化石が大好きな千絵と共に、遠子はナウマン象の化石が出た場所をめざして山を越えてゆくが…。思春期にさしかかった少女たちのまっすぐな友情、出会いと別れを描く。
933天使のすむ町アンジェラ・ジョンソン2ヘヴンという町に住むマーリーは温かい家庭で育った少女。ある日突然、よく手紙をくれる会ったことのないジャックおじさんが実の父親で、本当の母親は事故で亡くなっていたことを知らされる…。血のつながりだけが親子ではないということにマーリーが気づくまでの成長を描く。『朝のひかりを待てるから』の姉妹編です。


録音図書
NDC書名著者名内容巻数
096オキナワ海人日和吉 村 喜 彦海人は、そしてウチナーンチュは、どんな思いで海と関わっているのだろう? 日本最大の甲イカを突く男、巨大ビニールハウスで海ぶどうを育てる男、海が大嫌いだった男など、11人の男たちの沖縄・海暮らしを訪ねる。
913不審山  城  健2地元新聞「八重山西洋新聞」に、八重山電報電話局に出張してきた職員・香山信幸が行方不明という記事が報道された。平穏な沖縄・八重山地方に、不可解な事件の波紋が広がり…。1959年の沖縄を描くミステリー小説。


デイジー図書
NDC書名著者名内容巻数
336失敗学のすすめ畑村 洋太郎創造の時代に必要なのは、成功に学ぶことではなく、失敗に学ぶこと。失敗の種類・法則から大失敗の避け方、失敗の活かし方まで、「失敗に学ぶ」エッセンスを満載。失敗の現象学から失敗の本質学へ。7時間45分



4.編集後記


なんてこと!!…2月の人生初インフルエンザに続き腰椎に炎症…で病院行き。へこんでいた私に、大丈夫?

大丈夫?知らぬ間に身体に馴染んでしまった痛み、辛さ、病気など、きっと多かれ少なかれ多くの人が持っているのかもしれません。「大丈夫さ!」って。くれぐれも大事にしてね。
体、体調、これは掛け替えのない大切なもの。そう、今日母が心臓のカテーテルとステント留置の手術でした。心臓の血管の細くなり詰まりかけている血管を広げて、それがそのまま広がっているように、金属の網を血管の中に入れる手術。お陰さまで無事終了。
ほんまにね、健康、大事。 あつこさんは頑張れる人やから、そう感じるから、尚更、無理せず大事にね。 明日も天気になあれ(^^)v

人の気持ちが痛いほど嬉しい…涙がこぼれてしばらく返事が返せないメールでした。

  (武 村 厚 子)


※「福祉会だより」は点字版・墨字版、録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。