1.巻頭雑感
春爛漫
この冬、東京では雪が降らず、札幌では最低気温が−10℃をきらず、熊は冬眠を忘れ、花は狂い咲き、記録的な暖冬により季節感に異変がおきているようですが、皆様の体調は、お変わりございませんでしょうか?
暖冬とはいえ、早く春を迎えたくて、毎年のように簡単な鉢植え、水栽培、そして、小鳥などを飼っていますが、今年もヒヤシンスの水栽培と、チューリップの球根を鉢植えしたところ、この暖かさ植物にも心地よい季節となったのか、どれも見事な成長ぶり、ちょうど立春のころ、立派な花をつけてくれました。
また、私事ではありますが、図書館長就任の際、ボランティア友の会より、お祝いにといただいた洋ランガ、今年10回目の蕾をつけ、4月総会のころには、開花してくれるものと思います。
さらに、春といえば小鳥のさえずり、本格的な暖かさももうすぐ。愛鳥、ウグイスとメジロも心地よい春を伝えてくれることでしょう。
年度末のあわただしい毎日、これら動植物から得られる癒し、せめて気持ちだけはゆとりを持ちたいものです。
弥生3月、卒業・進学、そして退職・就職と、出会い・別れの季節となりました。どうか当事者の皆様新たな人生の再スタート、それぞれ希望に向かって頑張ってください。
館長 知花光英
2、新刊案内
点字図書
| NDC | 書名 | 著者名 | 巻数 | 内容 |
| 316 | 騙される日本人 | 藤井 厳喜(げんき) | 4 | もうこれ以上むし毟り取られてはいけない。国家も企業も個人も−。謀略大国アメリカ、そして中国に騙され続ける歴史。それは逃れられない民族性なのか。国際社会、国家、企業・個人の各方面から、具体的事実をもとに分析する。 |
| 538 | 機長からアナウンス | 内田 幹樹(もとき) | 3 | テロ対策の決定的な問題点、アブナイ航空、止まらなくなったエンジン、なぜか乗っている医療関係者など、こうなん硬軟とり混ぜた機長のエッセイ集第2弾。 |
| 913 | 弁頭屋(べんとうや) | 遠藤 徹(とおる) | 3 | 戦争の続く東京。靖之が、双子の美人姉妹が営業している屋台の弁当屋で手渡されたのは、くたびれた親父の頭だった。捕食と寄生、加虐と背徳、女性恐怖とマゾヒズム…。全5編を収録した異形のカルトホラー短編集。 |
| 913 | 警視庁少年課事件ファイル | 駒田 史朗 | 6 | カツアゲ、ひったくり、おれおれ詐欺、連続強姦、ホームレス襲撃…。凶悪化する子どもたちに、大人はどう向き合えば良いのか。元警視庁敏腕捜査官が、少年犯罪の最前線を報告。「危機管理」の視点から対処法を提言する。 |
| 913 | スイッチ | さとうさくら | 4 | 晴海とまこ苫子26歳、フリーター、そして処女。人とうまくコミュニケーションをとることができず、簡単なバイトでさえもクビになる始末。苫子の恋の行方はどうなる? 平成ニッポンの「ライ麦畑でつかまえて」ここに誕生! |
| 916 | 琴を愛して | 竹野 艶子 | 2 | 長年母親を介護してきた著者の琴と母の三味線が奏でる曲が、お互いの精神、 肉体的負担を緩和し、介護生活に潤いを与える。「趣味を持って介護に当たる」という新たな視点で書かれた介護の本。 |
| 933 | 人生のちょっとした煩い | グレイス・ベイリー | 4 | 亭主が出ていった、2人の子どもを抱えて、家賃も払えない…。不幸? いいや、ディア、そんなものは人生のちょっとした煩いみたいなものさ。 |
| 933 | リベンジは頭脳で | シドニイ・シェルダン | 3 | 魅力に乏しい地味な男ジェリーの取り柄は、エンジニアとしての資質とひらめき。そんなおとなしい彼が、わけあって復讐を誓う。相手はロス最強のギャング団。あてにならない警察、頼れるのは自分のひらめきと実行力のみ…。 |
録音図書
| NDC | 書名 | 著者名 | 巻数 | 内容 |
| 159 | 自分を好きになれば、人生はうまくいく | 本田 晃一 | 3 | 自分を好きになるために大切な考え方や学び方、人との出会い、ビジネスのスタンス、お金について、そしてそれらをいかにほかの人たちに共有していくかということについて、実体験をもとに66のヒントを紹介する。 |
| 210 | 邪馬台国 清張通史@ | 松本 清張 | 8 | 女王卑弥呼は殺害されたー。北部九州は魏の《コロニー》であったー。過去の学説研究に精細な検討をくわえ、新しい邪馬台国をうちたてるべく、著者はユニークな史眼をもって果敢に挑む。通説という罠は見事にくちく駆逐された。 |
| 304 | いま、日本にある危機 | 福岡 政行 | 4 | 「改革」の掛け声のもとに突き進められる憲法9条改正、医療費・消費税率アップ、モラルなき経済活動と貧富の格差の拡大。気鋭の政治学者が迫真の現場情報をひれき披瀝して「劣化する日本」のびょうそう病巣に鋭く肉薄する、けいせい警世のメッセージ! |
| 335 | 社長の説教 | 夏目 幸明(ゆきあき) | 5 | 誰しも成功の陰には幾多の困難、挫折、紆余曲折があった−。セコムの飯田亮氏、岡野工業の岡野雅行氏ら12人が自分の人生を語り、そこから何らかの教訓を導き出す。 |
| 389 | 隣のアボリジニ | 上橋 菜穂子(うえはし なおこ) | 4 | 独自の生活様式と思想を持ち、過酷な自然の中で生きる「大自然の民アボリジニ」。そんなイメージとは裏腹に、マイノリティとして町に暮らすアボリジニもまた、多くいる。多文化主義オーストラリアのもうひとつの素顔。 |
| 913 | 第九の日 | 瀬名 秀明 | 8 | 憧れと驚き、そして歓び−。いま「物語」の力が世界を救う! クイーンの「第八の日」を模して創られた表題作のほか、ポー、ウエルズへのオマージュ2編に、書下ろし短編を付した新世紀の恋愛科学小説。 |
| 913 | ルート350(サンゴーマル) | 古川日出男 | 5 | お前のことは忘れていないよバッハ カノン ストーリーライター ストーリーダンサー ストーリーファイター 飲み物はいるかい 物語卵 一九 九一年 埋め立て地がお台場になる前 メロウ ルート350 |
| 933 | オワタンノーク・ホテル | エドワード・ゴーリー | 7 | 金色の時間に真実の姿をあらわすホテルには、時空の旅ができる不思議な装置があった。突然姿を消した妹を探しに、ローワンと双子の姉弟は、革命の嵐の吹き荒れるフランスに降り立つ。妹はどこに行ったのか…? |
CD図書
| NDC | 書名 | 著者名 | 内容 | 巻数 |
| 209 | 世界の歴史16 ルネサンスと地中海 | 樺山紘一 | ルネサンスの春、イタリア地中海の焦点、見えるもの見えないもの、くらしのなかのルネサンス、空間と時間を超えて、など全8章 | 1 |
| 209 | 世界の歴史17 ヨーロッパ近世の開花 | 樺山紘一 | 宗教改革と宗教戦争、二つの辺境国家スペインとイギリス、戦乱の中東欧世界、二つの海洋国家オランダとイギリス、ピョートル大帝のロシア、など全12章。 | 1 |
| 209 | 世界の歴史18 ラテンアメリカ文明の興亡 | 樺山紘一 | インカ百年の王国、征服されたインディオ、成熟する植民地社会、カリブの海賊、シモン・ボリーバルとスペイン領アメリカの独立、など全13章。 | 1 |
| 209 | 世界の歴史19 中華帝国の危機 | 樺山紘一 | 斜陽の大清帝国、アヘン戦争、太平天国運動、華人世界の拡大、義和団と「新政」、しんがい辛亥革命、など全10章。 | 1 |
| 209 | 世界の歴史20 近代イスラームの挑戦 | 樺山紘一 | イスラームのいちばん長い世紀、ナポレオンとムハンマド・アリー、東方問題の開幕、アラブ対トルコ、イスラームの文明開化、など全10章。 | 1 |
| 209 | 世界の歴史21 アメリカとフランスの革命 | 樺山紘一 | 啓蒙のかがり火・民衆のめざめ、革命の嵐がヨーロッパを包むとき、の2部構成。 | 1 |
| 209 | 世界の歴史22 近代ヨーロッパの情熱と苦悩 | 樺山紘一 | フランスとドイツ、自由を求める南ヨーロッパ、十九世紀ロシアの嵐、ヴィクトリア時代のイギリスの光と影、の4部構成。 | 1 |
| 911 | 星とたんぽぽ | 金子みすず | 金子みすゞの詩の世界が、親しみやすくかわいいキャラクターで楽しめる「みすゞこれくしょん」。絵本をひらけばそこには心にひびくやさしさがあります。大漁、つゆ、空の色、いいことほか収録。 | 1 |
3.図書館日誌より
| 1月4日 | 御用始め |
| 1月10日 | 47期音訳勉強会 |
| 1月12日 | 38期点訳勉強会 |
| 1月15日 | 49期音訳勉強会 |
| 1月17日 | 音訳勉強会と新年会 |
| 1月24日 | 50期音訳勉強会 |
| 1月30日 | 職員会議 |
| 2月7日 | 一水会 |
| 2月9日 | 38期点訳勉強会 |
| 2月26〜28日 | ないーぶネット研修(東京 福里参加) |
| 2月27日 | 職員会議 |
4.あとがき
例年この時期には葉桜と化しているはずの緋寒桜が今年はまだちらほらと見うけられる。これも地球温暖化の影響のようです。いろんな場面でそういった異変が起き、環境問題が取りざたされておりますが、10年後、20年後、30年後…私たちの住むこの星はいったいどうなっていくのでしょう?と、案ずる前に私はその時まで生きながらえて変わりゆくこの世界を自らの目で確認することができるのだろうか!?
武 村 厚 子