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図書館だより  第94号(平成18年11月発行)

1.巻頭雑感

2006年利用者・ボランティア・職員交流会

ミーニシが吹き、サシバが渡ってくれば、わした島ウチナーもすっかり秋の気配です。街では早くもクリスマスソングが流れ、年賀はがきが売り出されるなど、ほんとに月日の流れの早さを感じる今日この頃です。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、今年も読書週間に併せて、当館利用者・ボランティア・職員の交流会を去る11月2日に行いました。お忙しい中、大勢の参加をいただき誠にありがとうございました。

交流会は2時に始まり、先ず沖視協西表孫称副会長の挨拶、長年に渡り活動されてまいりましたボランティアへの感謝状の贈呈、更に利用者を代表して吉田一夫さんからの謝辞、そして今年の公演には料理研究家渡口初美先生を講師にお招きし、「沖縄の暮らしと行事」と題し、沖縄方言を混じえてのユニークで貴重なお話を拝聴することができました。

また、交流会は久しぶりにお会いする利用者、ボランティアの親睦の時間ともなり、互いに意見や要望、感謝の言葉を交わすなど和やかな一時となりました。

今回感謝状を授与された天野富貴子さん(点訳)、棚原治江さん(音訳)、原田節子さん(芭蕉の会) おめでとうございます。

今後とも、体調に充分留意され、活動を続けられてください。これから年末年始にかけ、あわただしい毎日が続くことかと思います。季節の変わり目どうぞ健康管理には怠りのないよう皆様お元気にお過ごしください。

館長  知花光英


2、新刊案内

点字図書
NDC書名著者名巻数内容
092沖縄謎とき散歩青柳 悠友(あおやぎ ゆうゆう)4四百年王朝の栄華をしのぶ遺跡の数々、神話と伝説に彩られた古代聖地、忘れさることのできない戦争の墓碑銘。波乱に富んだ琉球・沖縄の歴史を歩く。
093琉球の死後の世界崎原 恒新(こうしん)6死後の世界の有無を神学問答ではなく、著者40数年の調査・研究の成果から読み解く。沖縄人の考える死後の世界や、幽霊のはなしの中で語られる死後の世界、魔よけとまじない等について解説する。
099サウス・トゥ・サウス与那原 恵(よなはら けい)4すでにこの世にいないひと、遠い土地に暮らし、もう会うこともないだろうひとたち。彼らが生きた時間、場所、語った言葉、表情、しぐさ。そのひとつひとつがあざやかによみがえる。かけがえのない旅とひとの記憶を綴る。
159究極の損得勘定小林 正観(せいかん)2人生を「つらい」「悲しい」「つまらない」と言っていると、「わかりました。 じゃあ、早く死んじゃいましょう」と体が反応します。「うれしい」「楽しい」「幸せ」「ありがたい」と言っていると、「じゃあ、もっと長生きしましょう」と体が修復を始めます。そのようなことが、わかったら、「肯定的に生きる」ことが、単なる精神論ではないことに気付きます。否定的に生きると「損」、肯定的に生きると「得」なのです。このような話がまとめられています。
295緑の島に吹く風吉村 和敏3カメラマン・吉村和敏が、17年かけて撮り続けた写真の中から厳選した作品の数々と共にこの島の風景と表情を綴ったフォト・ストーリー。
361女を味方にしてこそ男は大きく伸びる佐藤 富雄3進化論的な男女性差から、「女性を味方にする、信頼される、モテるようになる」方法等について解説。女も知らない女のことがわかる本。
837(英語版)みんなのたあ坊の菜根譚(さいこんたん)辻 新太郎2「人はいかにして生きるべきか」を説いた中国の古典『菜根譚』を、やさしい言葉で独自に構成・編集しています。点字版では、見開きページの中に、英語の略字を用いた点字とフルスペルの点字、そして日本語訳を配置したので、英語点字の初心者には格好の読み教材です。
913ナンバーシックス あさのあつこ2「ナンバーシックス」の治安局員に拉致されたさう沙布を救うため、紫苑とネズミはエリート高官から内部情報を聞き出す。聖都市で極秘裏に進められる恐るべき計画とは何か?そしてついに「人狩り」が決行され、とら囚われの身となった二人は矯正施設の内部へと入っていく…。
913ソウルで逢えたら松岡 啓介3運命なんて、誰が決めたの? 自分で切り拓くものよ。日本人であることを隠して、韓国芸能界にデビューした、33歳の女性。そこで目にした「業界の裏側」。出逢ったものは…? 心に残る「自分探し」小説。
913スイッチを押すとき山田 悠介4君たちはなぜ生きているんだ?増加する青少年の自殺に終止符を打つため、政府が立ち上げた恐るべきプロジェクトとは…。生きる意味を問う衝撃のストーリー。


録音図書
NDC書名著者名巻数内容
495こうのとりの願い田中 寿雄(ひさお)6「無くてはならぬものは多くはない。唯一つである」こうのとりが願っている一つとは・・・
913蒼いみち小澤 征良(せいら )4なんて深くて、なんて大きな夜だろう。立ち止まった私は、そのまま夜空をあおいだ−。爽やかで、明るい女性が主人公の、清らかで颯爽とした始まりの物語。
913国定忠治津本 陽5弱気を扶け、強気を挫く。いまだ庶民に愛される「悪党」は、いかにあったか・・・。講談「赤城の山も今宵限り・・・」で有名な国定忠治の姿を描く一大ピカレスクロマン。
913栄光なき凱旋 下真保 裕一14愛する者のために銃を手にしたジロー、ヘンリー、マット。3人の若者が未来を掴むために地獄の戦場を駆けめぐる。
914焼きそばうえださくらももこ3ひょんなことから植田さんのために、バリでヤキソバ屋を始めることになり…!?テーマは友情、なのに爆笑!ぜんぶ冗談、でも本気!「男子の会」シリーズ、記念すべき第1弾の、爆笑と感動のドキュメント・エッセイ。
933天使のすむ町アンジェラ・ジョンソン3大好きな家族や友達に囲まれて楽しい毎日を送っていたマーリーは、ある日突然、本当の両親のことを知らされる…。血の繋がりだけが親子ではないことにマーリーが気づくまでの成長を描く。
933フラッシュカール・ハイアセン6カジノ船を沈めて父さんが捕まった。船は、ビーチ近くで汚水を垂れ流しているのだ。父さんの汚名をはらすため、ぼくは作戦を決意した…。


CD図書
NDC書名著者名内容巻数
090HAPPY ISLANDの本2FM沖縄FM沖縄の長寿ラジオ番組「HAPPY ISLAND」にリスナーから寄せられたお便りを纏めたもの。なんでもありの大特集の勢揃い。1
092辻の華 戦後篇 上上原 栄子戦前、沖縄にあった女のみで経営される「辻遊廓」は那覇大空襲でかいじん灰燼に帰す。辻を追われ、かれつ苛烈な沖縄戦で九死に一生を得た著者は、米占領支配下でしんさん辛酸をなめつつ辻再建を誓い、実現に邁進する。1
092新琉球王統史2 察度王 南山と北山与並 岳生(よなみ たけお)中国冊封下、「ちゅうざん中山王」登場。「大交易時代」の幕開いたさっと察度。揺れ動く南山、攻められる北山。1
093沖縄の昔ばなし沖縄子ども文化研究会その1 動物昔話の世界。1
094ありんくりんぬちぐすい金城 有徳医食同源…食べられるものはすべて生きていく上で薬であり、これ以上のご馳走はありません。1
210おさげ髪日記奥村 浅子早熟な天才少女が学校提出用に綴った大正浪漫溢れる日記文学。豊かな感性と流麗なる美文で、激動の時代に生きる女学生の日常を記す芸術作品。1
210江戸三00藩バカ殿と名君八幡 和郎(やわた かずお)「世直し」の期待を背負って、殿様たちはなにを考え、どう行動したのか?ほうとう放蕩大名や風流大名から名君中の名君まで紹介。1
302T・K生の時代と「いま」池 明観(ち めいかん)絶望から希望へ、やがて絶望、そしてまた希望へ! 言葉を武器 に民主革 命に大きく寄与した著者のあいかん哀歓と自省。1
465赤ちゃんはスリッパの裏をなめても平気堀内 勲なんとなく分かっているようで、実はよく分かっていないのが微生物。私たちの周りにいる微生物が繰り広げる不思議な世界を紹介する。カビ、細菌、ウイルス、原虫、キノコ…が愛しくなる!1
491脳と仮想茂木(もぎ)健一郎数量化できない微妙な物質の質感=クオリアをキーワードに、意識の問題に切り込み続ける気鋭の脳科学者が提示した新しい概念「仮想」。幾多の先人のこんせき痕跡を辿りながら、近代科学が置き捨ててきた「心」の解明へと迫る。1
493精神病棟に生きて松本 昭夫21歳にして発症し、20年間を精神病棟で過ごした著者による精神病の深い闇についての手記である。ここまで書いてよいのか…と思うほど、赤裸々過ぎるところも多々ある驚きの著書。1
494がん治療総決算近藤 誠「がんの手術はほとんど役に立たず、抗がん剤治療に意味のあるがんは全体の一割」という持論をもとに、最新治療の実態を詳細解説。今、あなたにとって最良の治療法は何か? あまたのもうせつ妄説に警鐘を鳴らす!1
495こうのとりの願い田中 寿雄(ひさお)鍼灸師が東洋医学に基づいた妊娠、出産に関する知識を解説。1
519ヒトは環境を壊す動物である小田 亮(りょう)進化心理学の立場から、ヒトの認知能力と環境との関わりを検証する。 1
590重曹徹底使いこなしアイデア212重曹暮らし研究会基本的な家の中のそうじ法から、ものを長持ちさせるためのお手入れや体を健康に保つ方法など、知っておきたい重曹の使い方212通りを、すでに重曹を使っている人も使ったことがない人も十分マスターできるよう紹介。1
816雨ニモマケズにほんごであそぼ斉藤 孝NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」番組監修の斎藤孝による名文の解説本。ややこしや、漱石、中也、論語など選りすぐりの名文を掲載。大人から子供まで、必読の日本語本。1
913魔王伊坂幸太郎人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する…。未来にあるのは青空なのか、荒野なのか。世の中の流れに立ち向かおうとした、兄弟の物語。1
913男の始末藤堂志津子女は必要のなくなった男をどう始末するのか。大好きだった。けれど今は、別れたいだけ。自分がどれだけ心を傾けられる相手を必要としているか、その淋しさは痛いほど分かっているけれど…。優しさと凄味をあわせ持つ長編小説。1
913世界のはてのレゲエ・バー野中ともそ父の転勤でニューヨークに移住した高校生コオは、退屈な学校を抜け出しレゲエ・バーに通う。不器用でも自分らしく生きるバー仲間との出会いは、コオに知らなかった世界を見せてゆく…。ゆる緩やかなリズムにのって広がる青春ストーリー1
913猫舌男爵(ねこじただんしゃく)皆川 博子「猫舌男爵」とは、棘のある舌を持った残虐冷酷な男爵が清純な乙女をさいな苛む物語…? 爆笑、げんわく幻惑、そしてせんりつ戦慄。1
9299歳の人生ウィ・ギチョル人生は決してひとりぼっちで歩まなければならない淋しい道ではないことを、ぼくは9歳にして学んだ−。ソウル貧民街の日常から、少年が学ぶ人生の真実とは。1



3.図書館日誌より

9月6日一水会(音訳勉強会)
9月7日第38期点訳勉強会
9月13日音訳講習会開講式
9月15日第37期点訳勉強会
9月26日職員会議
10月10日一水会
10月20日第38期点訳勉強会
10月31日職員会議


4.あとがき

新聞の花の記事に心誘われ、連休中日、友人と連れ立って久々のドライブとばかりに名護の多野岳まで足を延ばした。2,3日前までシトシト降り続いた雨が嘘のように快晴!!まさにドライブ日和。

58号線からわき道に入り、標高385メートルのホテル目指して、険しい山道をひたすら前進するのみ。頂上からの眺めは360度のパノラマ。眼下に周辺の島々が美し姿を見せ、土手には薄紫で釣り鐘型の小花をつけたキキョウ科のサイヨウシャジンの可憐な花。さわやかな秋風にのって何処からともなく鈴の音が聞こえてくるような…。2センチ程の小ささながらもしっかり大地に根を生やして一面に広がっていた。来年もまたいのち生命を繋いで私たちを楽しませて欲しいものです。

武 村 厚 子