大型連休も先ず先ずの天気に恵まれ、各行楽地、イベント会場では大勢の人出で賑わい海外で過ごされた方も過去最多とのこと。皆様はいかがお過ごしになられましたでしょうか。
さて、この度、米国婦人福祉協会様より、当館へ両面打ちの点字プリンター(ブックメーカー)が贈られ、その贈呈式が3月30日、当館にて行われました。
米国婦人協会は日頃、フリーマーケットやバザーなど、ボランティア活動で得た収益金を、環境・医療・福祉・教育関係団体へ備品等の寄贈を行い、会員300名余で、30年に渡って活動している団体です。
今回、当館に点字プリンター、金額にして約185万円相当の高価な備品の寄贈がありました。財政難の当館にとりまして、心暖まる贈り物に衷心より感謝申し上げ、貸し出し用点字図書の印刷に有効活用させていただきます。誠にありがとうございました。
なお、贈呈式の模様は4月3日沖縄タイムス朝刊でも掲載。 梅雨前線の停滞で鬱陶しい雨期、そして厳しい暑さと、体調管理にもより気を使う季節となりました。連休明けで5月病などという表現もあるようですが、皆さん元気に毎日をお過ごし下さい。
NDC | 書名 | 著者名 | 巻数 | 内容 |
276 | ハワイの歴史と文化 | 矢口 祐人(ゆうじん) | 4 | ハワイ?世界中の観光客を魅了する太平洋の美しい島々。18世紀以来、欧米、そしてアジア諸国から多くの移民が来島し、定着・活動してきた。しかし、異人種、異文化との接触が、ネイティヴ・ハワイアンに苛酷な歴史を強いてきたことも忘れてはならない。 |
289 | いつだって青春 | 堀 威 夫(たけお) | 2 | 芸能プロダクションの雄ホリプロはいかに成長したか。創業者・堀威夫のワゴンマスターズとスイング・ウエストのミュージシャン時代、そして、会社の旗揚げから株式上場まで。守屋浩、舟木一夫、和田アキ子、石川さゆり、森昌子、山口百恵ら数々のスターの逸話を交えて語り尽くした異色の芸能史。文庫版のために、バンドマン時代から和田アキ子、山口百恵など、著者秘蔵の写真も初公開。 |
289 | こんなオレでも生きててよかった | 伊藤 幸弘 | 3 | ワルやってたからこそわかる、悪ガキの気持ち。高校3年で家裁送致、20歳で暴走族2代目総長になった「ワル」が、少年少女を更生させる「チンピラ先生」になるまでの軌跡を綴る。 |
319 | マイケル・ムーアへ | マイケル・ムーア | 4 | 今、戦場の兵士たちが、そして心は戦場にある兵士の家族、友人、退役軍人たちが語り始めた。マイケル・ムーアの心を動かした愛と勇気と憤りに満ちた手紙。 |
498 | 壊れない子どもの心の育て方 | ボリス・シリュルニック | 3 | 「レジリアンシー=心の回復力」が、子どもを救う! どんなに傷ついても立ち上がる。トラウマに負けないしなやかな心の育み方を教えてくれる、トラウマの予防とそのケアに欠かせない一冊。全仏で話題のベストセラー。 |
779 | 佐賀のがばいばあちゃん | 島田 洋七 | 1 | 昭和30年代、8歳の少年とがばい(すごい)ばあちゃんの笑いあふれる貧乏生活。徳間文庫刊「佐賀のがばいばあちゃん」「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!」から幼少時代のエピソードを抜粋し新しい話も加えた愛蔵版。 |
913 | 哀しみの終着駅 | 赤川 次郎 | 3 | 倒産寸前(!?)の弱小バス会社「すずめバス」は、藍の霊感を利用した「幽霊ツアー」に頼りっぱなし。今回も、行く先々で「幽霊沙汰」に巻き込まれて−。お待ちかね、霊感バスガイドシリーズ第3弾! |
913 | シリウスの道 | 藤原 伊織 | 11 | 広告代理店に勤める辰村には、25年前から隠し続ける、友との秘密があった。それが今…。広告業界を舞台に展開する長篇ミステリー。 |
915 | 語るに足る、ささやかな人生 | 駒沢 敏器(としき) | 4 | ここには乾いた温もりがある。アメリカ全土に散らばるスモールタウン。そこで出会った人々は、生きることの基本的な意味を教えてくれた。心温まる13の短編で紡ぎ出されるロード・フォークロア。ノンフィクション。 |
929 | 現代韓国短篇選 上 | 三枝(さえぐさ) 壽勝(としかつ) | 4 | よりそう灯り シン・キョンスク著 岸井紀子訳。かあちゃんはシングルマザー コン・ソノク著 岸井紀子訳。かびの花 ハ・ソンナン著 山田佳子 訳。妻の箱 ウン・ヒギョン著 水野健訳。警察署よ、さようなら キム・ チョングァン著 岸井紀子訳。非常口 キム・ヨンハ著 |
929 | 現代韓国短篇選 下 | 三枝(さえぐさ) 壽勝(としかつ) | 4 | 父の地 イム・チョルウ著 筒井真樹子訳。焼紙 イ・チャンドン著 筒井真樹子訳。シャガールの村に降る雪 パク・サンウ著 水野健訳。雨降る日にはカリボンドンに行かねばならない ヤン・クィジャ著 藤石貴代訳。母さんの杭 パク・ワンソ著 山田佳子訳。 |
932 | ハムレット | シェイクスピア | 6 | 弟に毒殺されたデンマーク王の亡霊が王子ハムレットに真相を告げ復讐を迫る。苦悩しながらも復讐を遂げ、自らも毒刃に倒れるハムレット?古くから伝わる復讐タンが、精妙な劇的構造のもとに近代的な心理悲劇に生れ変わった。 |
NDC | 書名 | 著者名 | 巻数 | 内容 |
090 | HAPPY ISLANDの本 | FM沖縄 | 6 | FM沖縄の長寿ラジオ番組「HAPPY ISLAND」にリスナーから寄せられたお便りを纏めたもの。なんでもありの大特集の勢揃い。 |
099 | 記憶から記憶へ | 大城 貞俊 | 3 | 戦後60年、私たちには、忘れてはならず、語り継がねばならない記憶があります。戦中から戦後へ、沖縄を舞台に繰り広げられるオムニバス形式の「ガンチョーケンジ」「面影の立てば」「イナグのイクサ」3つの物語を収録。 |
913 | 魔王 | 伊坂幸太郎 | 6 | 人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する…。未来にあるのは青空なのか、荒野なのか。世の中の流れに立ち向かおうとした、兄弟の物語。 |
913 | 白銀を踏み荒らせ | 雫井(しずくい) 脩介(しゅうすけ) | 8 | 日本人選手を妨害するのは誰だ!?栄光とは無縁の日本アルペンスキー界だったが、天才・石野兄弟の出現で表彰台を狙えるところまでやってきた。しかし兄の石野ケビンが競技中に事故死。弟マークはそのショックからスランプに陥った。メンタルコーチに雇われた元柔道金メダリスト望月篠子は、マークの不安を取り去るため、ケビンの事故の真相を調べるが…。アルペンスキー界の底知れぬ闇にメンタルコーチ望月篠子が挑む。 |
913 | 司馬遼太郎短編全集 | 司馬遼太郎 | 9 | わが生涯は夜光貝の光と共に 「国宝」学者死す 勝村権兵衛のこと 流亡の伝道僧 長安の夕映え 饅頭伝来記 森の美少年 チューリップの城主黒色の牡丹 ほか。 |
913 | キマイラ青龍変(せいりゅうへん) | 夢枕 獏 | 5 | 大鳳と久鬼を捜し、キマイラ化を見極めようとする竜王院弘は、いかにしてその能力に目覚めたのか!? そこには、あの宇奈月典善がいた。 |
933 | アウターネット | スティーブ・バーロウ | 4 | 誕生日プレゼントの中古ノートパソコンで遊ぶうちに、とんでもない冒険にまきこまれたジャック。彼は銀河系をめぐるアウターネットを守ることができるのか?本とパソコン両方で楽しめるニュータイプファンタジー、第1巻。 |
NDC | 書名 | 著者名 | 内容 | 巻数 |
090 | HAPPY ISLANDの本5 | 多喜ひろみ | FM沖縄の長寿ラジオ番組「HAPPY ISLAND」にリスナーから寄せられたお便りを纏めたもの。なんでもありの大特集の勢揃い。 | 1 |
093 | 沖縄の世間話 | 新城 真恵(まさえ) | ムラの原風景を伝える古い祭祀と、文明開化と、戦争と──。不思議な 話、幽霊の話、昔話と伝説など、変貌いちじるしい沖縄に生きる人々の生活と時代の息づかいが、大城初子、大城茂子の2人の語りによって再生する沖縄の世間話・口承民話集。 | 1 |
094 | 伊波普猷 国家を超えた思想 | 西銘 圭蔵 | 国家、民族、人種、ジェンダー、男女愛、国家・社会と個人、歴史課題と個人の成長などを、琉球王国から琉球藩、沖縄県、アメリカによる沖縄の占領時代を生きた1人の人間、伊波普猷の思想から考える。 | 1 |
097 | 沖縄芸能文学論 | 池宮 正治(まさはる) | 自序 / 沖縄芸能を考える / 古典芸能逍遥 / 三線 鼓 箏 / 芸能者へくさぐさ / 組踊りと歌劇 / 初稿掲載一覧 / あとがき。 | 1 |
099 | 詩集或いは取るに足りない小さな物語 | 大城 貞俊 | 2004年の沖国大ヘリ墜落、ロシアでの学校テロについての導入を受けてこのような状況の中で、詩に向かうと、言葉が何者かに取り憑かれたように溢れてきた。一気に書き下ろしたのが、この詩集になった。 | 1 |
099 | 貧の達人 | 東(ひがし) 峰夫 | 六畳一間のアパートで極貧を貫く芥川賞作家・東峰夫。日雇い労働者や浮浪者の日々を淡々と語り、黙示録の予言や精神世界について真摯に切り込む。作家生活33年目にして初の、全編書き下ろしエッセイ。 | 1 |
099 | キジムナーの恋 | 本明(ほんみょう) 紅(こう) | 妖精キジムナーと少年アキヒコの友情を描く「キジムナーの恋」と、病気の祖父を持つ真歩の心の成長を見つめた「おじいちゃんのラブレター」を収録。切なくて愛おしい2つの物語。 | 1 |
498 | こころの自然治癒力 | 大野 裕(ゆたか) | 国家、民族、人種、ジェンダー、男女愛、国家・社会と個人、歴史課題と個人の成長などを、琉球王国から琉球藩、沖縄県、アメリカによる沖縄の占領時代を生きた1人の人間、伊波普猷の思想から考える。 | 1 |
762 | 盲目の信念(ブラインド・フェイス) | デニス・ラヴ | スティーヴィー・ワンダーの母、ルラ・ハーダウェイへの綿密な取材・インタビューをもとに、ルラの半生、ルラとスティーヴィー母子の絆、そして、スティーヴィーのアーティストとしての成長の過程と軌跡を語る。 | 1 |
814 | この日本語の意味がわかりますか? | 川端 英毅(ひでき) | 「小春日和」は春じゃない!? 「したり顔」ってどんな顔? 意味を間違って覚えていたり、よく耳にするけれど意味が分からない日本語を、クイズ感覚で楽しみながら勉強できる。 | 1 |
913 | 社長の品格 | 清水 一行(いっこう) | 不正経理事件が発覚し、前総裁が辞任した公社に、新総裁として送り込まれた男。彼は全く畑違いの、造船会社の技術者出身だった。民営化を目前に控え、猛然と改革を進める新総裁に、官僚体質にどっぷり浸かった生え抜き組は、虚々実々の駆け引きを展開する。新会社の社長の椅子に座るのは誰なのか!? | 1 |
913 | 曹操残夢 | 陳 舜臣 | 英雄そうそう曹操の死後も、呉・蜀との抗争はつづく。そうひ曹丕とそうしょく曹植、そして一族がたどる運命は…。「曹操」以後を描く曹家の物語、ここに完結.。 | 1 |
913 | 養安先生、呼ばれ! | 西木 正明 | 幕末期、久保田藩直轄の院内銀山に名物医がいた。日本で初めて秋田で行われた種痘術などを横軸に、文人にして趣味人、風流人である門屋養安の生涯と様々な人間模様を練達の筆致で描く傑作小説。 | 1 |
913 | ア・ハッピー・ラッキー・マン | 福田 栄一 | 目が回りそうなほど忙しい時に限って次々と面倒ごとが舞い込んでくる経験をしたことはないか。どうやって切り抜ける? 何もかも放り出して逃げ出す! 涙なしには読めない(笑)お人好しすぎる若者の絶体絶命日常冒険小説。 | 1 |
913 | 密事(みそかごと) | 藤田 宜永(よしなが) | フリーライターの弥生は45歳、夫に先立たれ、母と娘と暮らし、9歳年下の恋人・哲雄がいる。ある日、昔の恋人に再会、彼の依頼で歌手・佐和の取材をするうちに、彼女の甥に惹かれてゆく…。 | 1 |
913 | 東京奇譚集 | 村上 春樹 | 奇譚(きたん)。それは、不思議な、あやしい、ありそうにない話。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語−。 | 1 |
914 | なんといふ空 | 最相(さいしょう) 葉月(はづき) | 私はいったい何を落としてきたんだろう−。「絶対音感」「青いバラ」の著者による初エッセイ集。映画「ココニイルコト」の原案も収録。 | 1 |
933 | 暗闇よこんにちは 下 | サンドラ・ブラウン | 不審な電話について警察に通報したパリスは、今は亡き婚約者の親友、心理捜査官のディーンに遭遇する。秘められた過去の恋に心乱されながらも、少女の行方を追うふたり。浮上してきたのは、高校生を中心とするセックス・クラブの恐るべき実態だった。そしてまたもや電話をかけてきたヴァレンチノはパリスに告げる。「次に殺すのはきみだ」。深夜のスタジオに黒い影が忍び寄る……。 | 1 |
933 | コロラドの血戦 | クリントン・マッキンジー | 土地の不正取引で、環境保全団体の活動家が惨殺された。容疑者として逮捕されたのは、ワイオミングの捜査官アントンの兄。真実を求めるアントンは活動家の恋人を追ってアリゾナの湖へと向かう。しかし、彼女を探しているのはアントンだけではなかった。断たれかけた家族の絆を守るべく、司法を敵にまわしたアントンの戦いが始まる。ハイテンポのリーガル・アクション・ スリラー。 | 1 |
933 | リベンジは頭脳で | シドニィ・シェルダン | 魅力に乏しい地味な男ジェリーの取り柄は、エンジニアとしての資質とひらめき。そんなおとなしい彼が、わけあって復讐を誓う。相手はロス最強のギャング団。あてにならない警察、頼れるのは自分のひらめきと実行力のみ…。 | 1 |
失くして初めて気づく大切なモノ…、自分にとってかけがえのないものの存在を気付かないでいる事が多々ある。いつもそこにある…、いつもそこにいる…、日常の生活の中で当たり前すぎて、悲しいことにその存在の意味すらも考えたことがなかった。その当たり前が当たり前でなくなった時、ハッとして後を振り返る。そして、改めてそのあたり前がいかに自分にとってかけがえのないものであったかに気付かされた今、言いようのない寂寞感がひたひたと私の中で波打ちはじめている…。