1.巻頭雑感
文化の日
朝夕めっきり凌ぎやすく、秋を感じるようになりました。また毎年襲来する台風も、今年は本島への上陸がなくホッとしております。皆様お元気にお過ごしでしょうか。
さて、11月1日は、「点字記念日」、1890年(明治23年)、石川倉次先生らにより、日本式点字が考案され今年115周年になりました。今年、当館は九視情協沖縄大会のため行えませんでしたが、毎年「利用者・ボランティアとのつどい」を記念日行事として開催しております。
発明から115年を迎えた日本点字も今では「漢字点字」、「コンピュータ文字」も考案され、私たち視覚障害者の文字として文化生活に計りしれない貢献をしてまいりました。
しかし、音声読書機やパソコンなど、いわゆるIT機器の開発により、視覚障害者の情報は音声化の波に圧され、残念ながら点字離れという淋しい状況にあるのも事実です。
偶然にも、読書週間の中日にあたる11月1日、先人の皆様方への感謝の意を込め、視覚障害者の「文化の日」として位置づけていきたいものです。
なにをするにも絶好の季節となりました。どうか実り多き秋になりますようお祈り申しあげます。
館長 知花光英
2、新刊案内
点字図書
| NDC | 書名 | 著者名 | 巻数 | 内容 |
| 093 | 沖縄の艶笑譚 続 | 青山 洋二 | 2 | 南国のおおらかな性の話第2弾!ちょっとエッチでおかしくてやめられない大人の小話・51話。 |
| 093 | 八重山の台湾人 | 松田 良孝 | 3 | 石垣島など八重山地方で生活する台湾人たちが、どのような歩みを経て現在に至ったのかを記録。台湾人たちが語った言葉を基本に据えつつ、その当時の様子を示す資料や論文も引用しながら、彼らの足取りを再構成する。 |
| 097 | ちょっちゅね!具志堅用高脳内ファンタジー | | 1 | WBA世界Jr.フライ級王者を13度防衛した天才ボクサー・具志堅用高。その封印されていた伝説がついに暴かれた。珍行動から爆笑語録まで、ガッツ石松に負けないネタをお届け。 |
| 099 | 楽園の花嫁 | 砂川 智子 | 3 | 海を渡ってヤマトから嫁いだ花嫁の島の厳しく、そしてあたたかな暮らしをエッセイと写真で綴った本。 |
| 159 | 毎日をいい気分で生きる小さなノート | クリスティン・カールソン | 1 | オーラ美人になる方法がわかる気持ちのいいフォト・エッセイ。ほんの小さなきっかけで、人生は素敵に変わっていく。明日が待ち遠しくなる、女に生まれてよかったと、しみじみ幸せになる一冊。 |
| 319 | 世界はなぜ仲良くできないの? | 竹中 千春 | 4 | 世界はなぜ仲良くならないのか。なぜ数え切れないほどの人々が命を失い、ケガをし、住むところを奪われ、苦しい暮らしをさせられているのか。「暴力の連鎖」を解くために知るべきこと、考えるべきことをやさしく解説する。 |
| 404 | 理科系雑学 | 竹内 均 | 3 | 中指の爪がいちばん速く伸びるのはなぜ? カメが首を引っ込めた時、甲羅の中で首はどうなっている? 意外な事実、生きた知恵の宝庫! |
| 783 | イチローリポート | シアトルタイムス記者グループ | 2 | 新人王&MVP獲得と、1年目にしてメジャーの歴史にその名を刻んだイチローの2年目を、地元新聞の記者グループの目を通して振り返る。日本にいては伝わってこない、地元ファンの熱狂ぶりが分かるファン必携の書。 |
| 809 | 頭がいい人、悪い人の話し方 | 樋口 裕一 | 3 | 巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。文章指導のプロが「書くこと」と「話すこと」の共通項を見つけ、痛快に綴る。 |
テープ図書
| NDC | 書名 | 著者名 | 巻数 | 内容 |
| 090 | HAPPY ISLANDの本 | 多喜 ひろみ | 12 | FM沖縄の長寿ラジオ番組「HAPPY ISLAND」にリスナーから寄せられたお便りを纏めたもの。なんでもありの大特集の勢揃い。 |
| 092 | ナツコ | 奥野 修司 | 9 | 戦後の1946〜1951年、「ケーキ(景気)時代」と呼ばれる沖縄密貿易時代に、混乱、騒擾、欺瞞、陰謀に明け暮れながら、類まれな才覚と器量で颯爽と生きた女親分「ナツコ」を生き生きと蘇らせた評伝ノンフィクション。 |
| 092 | 伊波普猷 | 西銘 圭蔵 | 3 | 国家、民族、人種、ジェンダー、男女愛、国家・社会と個人、歴史課題と個人の成長などを、琉球王国から琉球藩、沖縄県、アメリカによる沖縄の占領時代を生きた1人の人間、伊波普猷の思想から考える。 |
| 095 | 泡盛の文化史 | 萩尾 俊章 | 7 | 500年の歴史の中で語り継がれ、熟成してきた泡盛文化。泡盛の特徴や焼酎との違い、語源、泡盛の産業化と近代化などについて解説した、沖縄の名酒・泡盛をより深く知る手引き書。泡盛の歴史・民俗・食文化がわかる一冊。 |
| 104 | 41歳からの哲学 | 池田 晶子 | 4 | 「なぜ人は死を恐れるか」「バカの壁を突破する」「悲しみを恐れて愛することを控えるか」など…。この世の身近な出来事をやさしく考えた、大人のための哲学エッセイ。 |
| 491 | バカなおとなにならない脳 | 養老 猛司 | 3 | こどもたちからの容赦のない質問の数々に、養老先生、怒りと笑いと驚きと、そしてふか〜い同情とをもって、はじめて答えます。養老哲学への、掛け値なしの、もっともやさしい入門書。 |
| 913 | シュガータイム | 小川 洋子 | 4 | 三週間ほど前から、わたしは奇妙な日記をつけ始めた―。春の訪れとともにはじまり、秋の淡い陽射しのなかで終わった、わたしたちのシュガータイム。青春最後の日々を流れる透明な時間を描く。 |
| 914 | みみずくの夜メール | 五木 寛之 | 3 | 「百寺巡礼」の旅のなかで気づいたおかしなこと、昔出会った「懐かしい人」のこと−。笑う、考える、涙ぐむ。そして圧倒的に面白い。『朝日新聞』連載の五木流ユーモアエッセイ、ついに完結。 |
| 914 | 人は地上にあり | 出久根 達郎 | 6 | 人探しの名人がいて、縄文人のウンコの研究者がいる。百億分の一の濃度を嗅ぎ分ける鼻の達人がいて、情熱の風俗ライターがいる。星が夜空にあるように、人はみな地上にあって、それぞれの人生を生き、死してなお書物の中で輝き続ける。屈指の本の目利きが、書物の中の「異能の人」を鮮やかに甦らせる、人生滋養エッセイ! |
| 933 | 暗闇よ こんにちは | サンドラ・ブラウン | 7 | 不審な電話について警察に通報したパリスは、今は亡き婚約者の親友、心理捜査官のディーンに遭遇する。秘められた過去の恋に心乱されながらも少女の行方を追う二人。浮上してきたのは高校生を中心とするセックス・クラブの恐るべき実態だった。 |
CD図書
| NDC | 書名 | 著者名 | 内容 | 巻数 |
| 090 | HAPPY ISLANDの本 6 | FM沖縄 | FM沖縄の長寿ラジオ番組「HAPPY ISLAND」にリスナーから寄せられたお便りを纏めたもの。なんでもありの大特集の勢揃い。 | 1 |
| 092 | 琉球歴史の謎とロマン | 兼島 清 | 琉球歴史入門シリーズ。古代や中世の歴史の中で街道が果たした役割、また街道によって育まれた琉球諸島、奄美諸島の地域史。 | 1 |
| 099 | 官生物語 | 赤嶺 精紀 | 父親は進貢使として北京まで行くことになった。2年後の冬に唐の珍しい土産物をたくさん持ち帰るからと言い残して、旅立ったが…。 | 1 |
| 099 | 与那国沖死の漂流 | 伊良皆 高吉 | 1957年1月18日、石垣から与那国向けに航行中の貨客運搬船祐清丸が浸水。船員・乗客必死の排水作業も空しく、沈没。九死に一生を得て生還した著者の漂流体験。 | 1 |
| 099 | 平和通りと名付けられた街を歩いて | 目取真 俊 | 『水滴』で1997年、芥川賞を受賞した作家の表題作(新沖縄文学賞受賞)のほか「魚群記」「雛」「蜘蛛」「マーの見た空」初期短編を収録。 | 1 |
| 104 | 生きにくい… | 中島 義道 | 生きにくさを人生の「塩」として積極的に噛みしめて生きていくには?話題の戦う哲学者・中島義道が提示する負の癒し本。 | 1 |
| 363 | 新聞は読めても心が読めない男たち | サンドラ・P・オルドリッチ | 男と女がすれ違うのはなぜだろう? 婚姻届を出してからが勝負、夫に脚本家はついていない、相手とでなく問題と戦うなど、米国の結婚カウンセラーが解き明かした、夫婦関係が円満になる10の視点。 | 1 |
| 493 | 不完全でいいじゃないか! | 伊波 真理雄 | 白衣を着ないで診察するぼくのスタイルは、できないことがたくさんありますという無言の表明です―。気鋭の精神科医と患者さんたちとの交流から見えてくる本当の治療。 | 1 |
| 913 | 4時のおやつ | 杉浦 日向子(ひなこ) | 4時。夜明け前。黄昏れ時。そんなひと時を温める、とっておきの箸休め。クリームパンや稲荷寿司、ソフトクリームなど、おやつをテーマにした33話を収録。 | 1 |
3.図書館日誌より
| 9月8-9日 | 第19回 九視情協大会(於:沖縄都ホテル) |
| 9月4日 | 音訳講習会開講式 |
| 9月20日 | 前期パソコン教室 修了式 |
| 9月27日 | 職員会議 |
| 10月3日 | 一水会 |
| 10月4日 | 後期パソコン教室 開講式 |
| 10月6日 | 沖視協ボランティア友の会バザー |
| 10月12-14日 | 全視情協大会(於:京都)知花光英・野原祐子参加 |
| 10月18日 | 九視情協大会報告会 |
4.あとがき
11月に入り、さすが沖縄でも汗をかかずに過ごせるようになりました。気候がいいと食べ物もなお一層美味しさを増すような気がします。
年々代謝も悪くなり、増加の一途をたどる体重…健康診断の結果を気にしつつも、ついつい目の前の甘〜い誘いに負けてしまう浅はかな私。そんな自分をなげきながらも「ダイエットは明日から…」とばかり、もう何十回、何百回…明日が先延ばしになっただろう。
武 村 厚 子