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図書館だより  第76号(平成15年11月発行)

1.巻頭雑感

2003年沖縄点字図書館 利用者・ボランティア・職員・交流会

  ミーニシが吹き、秋らしくなったかと思ったら、熱帯低気圧や前線の接近で蒸し暑い日が続き、体調を崩されている方も多いようですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
                        
  さて、今年も読書週間に併せて、当館利用者・ボランティア・職員の交流会を去る10月30日に行いました。お忙しい中、大勢の参加をいただきありがとうございました。また会場の都合でお断りせざるを得なかった皆様には衷心よりお詫び申し上げます。

  1時半から始まった交流会は、まず沖視協 山田親幸会長の挨拶、長年に渡り活動されてまいりましたボランティアの感謝状の贈呈、さらに利用者を代表して新垣栄一さんからの謝辞、そして講演にはエッセイストのゆたかはじめ氏を講師にお招きし、「沖縄の交通問題や人に優しい乗り物など」について、貴重なお話を拝聴することができました。  また、交流会は久しぶりにお会いするボランティア・利用者との親睦の場ともなり、互いに意見や要望、感謝の言葉を交わすなど和やかに過ごしました。  今回、感謝状を授与された比嘉幸子さん(点訳)、平良友子さん(音訳)、城間紀子さん(さわる絵本)、山根春代さん(芭蕉の会)、おめでとうございます。 今後とも、体調に十分留意され活動を続けられてください。  今年も残すところ一月あまりとなりました。何かと慌しい時期を迎えますが、 どうぞ気持ちだけはゆとりを持って年末年始をお過ごしください。

館長  知花光英


            

2、新刊案内

点字図書
NDC書名著者名巻数内容
099あかねちゃんのふしぎもりおみずき2「どうして時間は過ぎるのですか。時間はどこに行ったのですか?」平和とは、希望とは、生きるとは、命とは――。子どもたちの眼差しが見つめる、優しく切ない世界。
210おはなし歴史風土記4歴史教育者協議会1エミシのいかり、はらあなのミサ、ききんの親子、津太夫の世界一周ほか。
367自分らしさとわがままの境でアンヌ・ガリグ5彼女たちは何を探しているだろう?フランス人女性ジャーナリストが主婦、女子高生、働く女性から国会議員まで、100名以上にインタビュー。 揺れる女性たちを通して日本社会の現状を浮き彫りにしたルポルタジュ。
369しなやかに生きる見えない女たち大藪真知子ほか214人の視覚障害女性たちが「目が見えない」というハンディを背負いながら、自らの居場所で生き生きと活躍する。周囲とのコミュニケーションの在り方を浮き彫りにしつつ、恋愛・結婚・出産・社会参加。各人各様の生き様を切実に伝える。
371スクールカウンセラーの仕事伊藤美奈子2学校に配属されるようになったカウンセラーは、子どもの脳みそを開くだけではなく、教師や保護者の相談にも応じなければならない。学校行事にも積極参加し、教師の研修や広報活動に駆け回る。
525ユニバーサルデザインとはなにか古瀬敏2ユニバーサルデザインという言葉が最近よく聞かれるようになってきた。これはいったい何でしょうか。世界の動きも見ながら考えてみましょう。
645幸せをつかんだ犬たち北浦清人 3救助団体に助けられた何頭かの犬とその仲間たち。幸福を勝ち取った犬たちからの、ほんのひとかけらのおすそ分け。
772笑顔で乗り切る木の実ナナ2更年期障害・ウツで苦しむ人への熱いエール。46歳で心の不調に気づいたものの、その原因も分からず、自殺まで考えた著者が更年期障害を乗り越え、今はウツの経験に感謝するまでになったことを明るく綴る。
908ことばの花束岩波文庫2優れた個性、経験豊かな精神が遺した書物は、研ぎ澄まされた思想、奥深い表現を短い言葉のうちに凝縮させています。岩波文庫の名著群から、そうした鮮烈なきらめきを放つ言葉たちを選りだしました。本格派のためのアンソロジーは古典の宝庫へのまたとない鍵。
908ことばの贈物岩波文庫2どんなに短い章句でも、作品から直接選り出した一句は、ダイジェストでは味わえない生きた魅力を伝えます。
913スノウ・グッピー五條瑛10北陸沖に墜落した自衛隊機に積まれていたグッピーを巡って繰り広げる情報戦。果たしてグッピーの正体とは?そうしてそれを手にする者はー!?日本の防衛について考えさせられる意欲作。
913深追い横山秀夫4「コンヤハ カレーデス」事故死した夫のポケベルに、メッセージを送り続ける妻。何のために?誰のために……。
914水の森高山文彦3白神から高千穂へ。消えつつある山々の現状や、今も山とともに生きて山を守ろうとしている人々の姿を描く。日本の原風景を辿る。様々な雑誌等に発表したものを再構成、加筆してまとめたもの。
915ベーリング海峡をわたる関野吉晴2グレートジャーニー人類5万キロの旅。
933空から兵隊がふってきたベン・ライス1大きな空の向こうからピンクのパラシュートが…!きらきらした子どもの視点から、人間の本質を鋭くとらえたシュールなファンタジイ。母娘3人が見つけたほんとうに大切なものとは?

テープ図書  
NDC書名著者名巻数内容
092小国民の戦い 乙羽岳燃ゆ宮里真厚6子どもの目を通して見た戦争。
092ドレーク海峡もこえて 南 研作6保健所はてんてこまい。それは早朝の電話から始まる。
092宮古島人間風土記砂川玄徳15終戦から復帰まで、戦後50年のうち30年の歩み。
094沖縄の薬草吉川敏男2沖縄の薬草を再認識し、家庭での健康管理に役立つようにと「琉球新報」に連載していたものをまとめたもの。
099ジュゴンの唄荒畑寒村9「ぼく」が西表島で出会った「父ちゃん」は、歴史の織りこまれた唄を知る人物のひとり。唄は人々の生活とともにあり、そのくらしは時の流れに逆らわない。「ぼく」はそんな「父ちゃん」の生き方に強く引き込まれてゆく。
302なぜアメリカは戦争をしたがるか内藤正俊3アメリカ=キリスト教国=好戦的という図式がある。だが、アメリカの好戦性は建国以来の歴史に根ざすもので、国民の半数以上が信ずる宗教は、本当のキリスト教ではない。牧師がアメリカの偽物のキリスト教を糾す。
913蹴りたい背中綿矢りさ3高校に入ったばかりの「にな川」と「ハツ」はクラスの余り者同士。やがてハツはあるアイドルに夢中のにな川の存在が気になってゆく。いびつな友情?臆病な恋?不器用さゆえに孤独な2人の関係を描く文芸賞受賞第1作。
913永遠と1日藁科れい8ウィーン在住の瀬川幸子は物語の世界へ「1日だけ」タイムスリップさせてくれる魔法の青いめがねを手に入れる。次々に物語の世界を楽しむ幸子は亡き弟に会おうと、昔のアルバムを使って自分の小学生時代に戻ることに成功するが…。
914午前零時の玄米パン群ようこ4伝説の赤い糸をたぐったならば先っぽに「スカ」と書いた紙がぶら下がっているのでは、と怯えていた私にも運命の人が現れた!と思いきや…。
933水都の麗人トーリ・フィリップス7英国王のために諜報活動をしているフランシス。彼の活動がヴェニスの役人側にバレて窮地に追い込まれる。

CD図書
NDC書名著者名巻数
049「ありがとう」が言いたくて生島ヒロシ1
099燃える海 福地廣昭1
281わが人生の案内人沢地久枝1
367「生きづらさ」を抱えて生きる人たちへロブ@大月1
913モヤシ椎名 誠1
914犬のいる暮し中野孝次1
933長い家路(上)ダニエル・スティール1


4.図書館日誌より

9月4日職員会議
9月11〜12日九視情協大会(於:長崎 台風のため不参加 )
9月17日音訳講習会開講式
9月30日沖視協ボランティア友の会バザー
10月02日職員会議
10月15〜17日全視情協大会 (於:青森 上原参加)
10月30日ボランティア・利用者・職員交流会


5.あとがき



  流行先取りのデパートではクリスマスのディスプレイが施されて、年の瀬がもうすぐそこに迫っていることを実感させられますが、日中は夏の余韻まだ覚めやらず、クーラーについつい手が伸びてしまいがちです。しかし1日の仕事を終えて帰宅するころには、あたりはすっかり薄暗く、一面に漂う空気さえも和らぎ、なんとなくセンチメンタルな気分になったりもします。

  1日のうちで夏と秋を体験できるなんて素晴らしいことかもしれませんが、うっすら肌寒いくらいが大好きな私は早くセーターを取り出したくて、うずうずしている今日この頃です。

武 村 厚 子