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【目次】
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沖視協だより 第225号(平成20年7月発行)
1.巻頭文梅雨明け後、厳しい暑さが続いております。 皆様お元気にお過ごしでしょうか? 暑中お見舞い申し上げます。 炎天下の中、若さいっぱい熱戦を繰り広げておりました夏の高校野球沖縄県予選、戦前からハイレベルな大会が予想されていましたが、期待通り白熱した戦いは浦添商業を頂点に幕を閉じました。 春の選抜ではみごと沖縄尚学が全国制覇、各マスメディアによれば浦添商業の評価もかなり高い、「あの感動をもう1度」とばかりに、今度こそ真紅の優勝旗を期待したいものです。ガンバレ 浦商ナイン。 さて新館引越しのため、たいへん長らくお待たせしておりましたが、その作業にも目途が立ち、貸出を予定通り7月22日には全面再開いたします。 また、研修室の使用についても、利用時間や利用料金など、新館に伴っての一部変更があり、新しい「規定」を作成し、8月からの利用ができるよう準備を進めております。旧館同様皆様の活動の場としてどうぞご利用ください。 夏真っ盛り、沖縄の暑さはこれからが本番です。栄養と睡眠をしっかり補給し、夏バテのないよう元気にお過ごしください。 館 長 知 花 光 英
2.沖視協ニュース(1)全国盲人福祉大会参加報告 会長 山田 親幸、 職員 堀川 恭尚 「新日本盲人福祉センター落成、結成60周年記念、第61回全国盲人福祉大会」と銘打った東京大会は、6月9日から11日まで、4千人が結集して盛大に開かれた。名称でお気付きのように、「法人化50周年(昨年12月17日)」、「沖縄視覚障害者福祉センター竣工(7月10日)」を迎えた当会と似たような状況下での大会だった。それに今大会は、会場として披露を兼ねて新盲人福祉センターを使うなど、いつになく会場移動が多かった。因みに2人の宿泊は東京グランドホテル(港区)で、初日の諸会議の会場は、新日盲連センターと、都盲協センター(共に新宿区)、2日目の全国代表者会議と夕食懇親会は東京ドームホテル(文京区)、最終日の本大会は東京体育館(渋谷区)となっていて会場間の移動は、本大会場までの貸切バス以外ほとんど電車利用だった。なお大会終了後、新日盲福祉センターの再度の見学と日本点字図書館(1996年建設)の見学が出来たことは特筆される。同日同時刻に行なわれる会議数が、最多3つあるので、少なくとも3名の参加が望ましいが、当会財政の逼迫で、このところ2名しか派遣しておらず、残念ながら総ての会議参加とはなっていない。以下に2人が参加した会議の模様を報告しその他のことについては、関連記事が掲載された「点字毎日」と「JBニュース」の発行日や号数を文末に記すので、これらの資料を読んで補っていただきたい。 初日13時開会の評議員会へは山田が出席、前年度事業実績と同決算の報告を受け、質疑討論に参加して承認した。休憩後の15時30分開催のあはき協議会代議員会へも山田が出席、ここでは、前年度事業実績と決算の承認後、本年度方針と予算が審議決定され、桜井氏辞任に伴う久米(徳島)新会長以下新しい役員体制を選出して終った。休憩後引き続き同会場では、新盲人福祉センターの建設委員会と披露の小宴があり、建設の経過説明と祝いの弁当と飲み物がふるまわれた。一方別会場で行なわれたスポーツ協議会へは堀川が参加、前年度事業実績と決算の承認、本年度方針と予算が審議決定された。こうして大会初日の日程は終えた。 2日目の10日は、全国代表者会議と夕食懇親会となっていて、代表者会議中の午前の全体会議は、前年度大会決議処理報告と共に3月の評議員会で決定を見た運動方針を、その趣旨徹底を図る意味合いから、かなり時間をかけて説明していた。15時過ぎからの全体会議は、中間に行なわれた3分科会それぞれの簡単な報告となっていた。中間の分科会中、山田は生活分科会に、堀川はバリアフリー分科会に参加した。 最終日の大会中第1部の式典では、節目の大会だったこともあって表彰の種類や人数がいつもより多かった。そして第2部の議事は円滑に運び、第3部の閉会行事の終わり近くで、次年度開催地の京都府代表の、「来年も必ず京都へ来て下さい」と言う力強い訴えがあって12時半に閉会した。 参考資料…「点字毎日」6月22・29日号「JBニュース」6月18・19・20日号、そのた事務局では、「新日本盲人福祉センター落成、結成60周年記念、第61回全国盲人福祉大会資料」、および「同名の記念誌」、「日盲連の本年度方針と予算書」、「日盲連あ・は・き協議会議案書」などが閲覧出来ます。 (2)第16回沖縄県視覚障害者ボウリング大会 平成20年6月29日(日)浦添市の「マスターズボウルてだこ」にて開催した第16回沖縄県視覚障害者ボウリング大会結果報告 大会当日は、全盲の部5名・弱視の部18名・小学生の部8名・一般の部25名、計56名の参加者で、7歳の小学生から78歳の方までボウリングを楽しみました。 上位入賞者(3ゲーム総得点) 【全盲の部】優勝 知花 光英(総得点345点)・準優勝 山里 均(総得点217点) 【弱視の部】優勝 多和田 真助(総得点472点)・準優勝 磯崎 学(総得点466点) 【一般の部】優勝 知念 淳(総得点569点)・準優勝 喜屋武 陽子(総得点493点) 【小学生の部】優勝 山城 宏太(総得点317点)・準優勝 仲座 寛人(総得点276点) 全盲・弱視の部優勝者は、10月に東京で行われる「第7回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会」へ派遣されますので、頑張って下さい。 (3)沖縄点字図書館「閲覧・聴読コーナー」のご案内 新館2階の沖縄点字図書館には「閲覧・聴読コーナー」があります。旧館時代は点字図書館事務所の片隅に置いたちっちゃなイスに座ってもらい、肩をすぼめながら読書をしてもらっていましたが、「閲覧・聴読コーナー」には4名がけのテーブルがありますので、ユックリと本を読む(聴く)ことができますよ。どうぞ、ご利用ください! また、拡大読書器も設置しますので、拡大読書器を利用した読書もできます。さらに!無線LANの利用もできますので、点字図書館でネットサーフィンできる・・・かも!?
3.おしらせコーナー(1)平成20年度「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者週間のポスター」募集について 1、募集テーマ ○心の輪を広げる体験作文,出会い、ふれあい、心の輪−障害のある人とない人との心のふれあい体験を広げようー ○ 障害者週間のポスター 障害の有無にかかわらず誰もが能力を発揮して安全に安心して生活できる社会の実現 2、募集期間 平成20年7月1日(火)から平成20年9月5日(金)当日必着 ※なお、9月5日(金)以降に届いた作品については受付いたしませんので予めご了承下さい。 3、応 募 先 社会福祉法人 沖縄県身体障害者福祉協会(担当 仲本・肥後) 〒901−1114 南風原町字神里631番地 TEL (098)835-6611 FAX (098)835-6622 (2)「てんてんチャリティー・コンサート」 暑い「夏」 真っ盛りですが、みなさん暑さに負けず毎日をお過ごしのことと存じます。食事、睡眠、適度な運動、そして仲間との語らい、が暑さを乗り越える力となるでしょう。 今回は、この暑さに負けずに、日々汗を流しつつ頑張っている「視覚障害者療育作業所てんてん」の皆さんを紹介しましょう。「視覚障害者療育作業所てんてん」は、平成15年5月、父母、教師の有志で立ち上げた「視覚障害者が自立した生活を営むことを目指し、障害を乗り越えて生きる力強さを社会に発信できる作業所を目指し」開所された作業所です。現在3人の所員が、アルミ缶、ビンの回収、花、アクセサリー等の作成販売等、また、調理実習など少ない人数ながらも活発にがんばっています。 この度、同作業所が主催して、「てんてんチャリティーコンサート」を開催するそうです。沖縄盲学校卒業生で、東京で1人暮らしで14年間活動された「読谷山こずえさん」と在校生の大城友弥さん、赤嶺尚宜さんによるコンサートが、8月24日、那覇市東町の沖縄県立郷土劇場で開催されます。みんなで押しかけ、コンサートを盛り上げ、暑い夏に負けない、熱い感動を分かち合いましょう。 連絡先は宮城美幸さん、電話 090−9786−9404 です。 (3)大活字移動展について 沖縄盲学校では今年も下記休業日を利用した教育相談を実施するとのことです。並行して「大活字フェア」による視覚障害者用グッズなどの移動展がございます。 同移動展は多くの皆様に開放していただけるそうです。希望者はどうぞお問い合わせください。 日時:7月22日(火)10時〜16時 場所:沖縄県立沖縄盲学校(南城原町字兼城473) 問い合わせ担当:電話098−889−5375 新垣ゆかり (4)三療施術者も求む 沖視協経営の「沖縄ハリ・灸・あん摩マッサージセンター」からのお知らせです。 当センターは、新しい会館において2008年6月6日より営業を再開しました。 この新しい施術所で、働いてみたいと思っていらっしゃる意欲的な方をただ今求めています。 お問い合わせは、電話098−863−2997までお願いします。
4.新刊紹介点字図書
録音図書
デイジー図書
5.ニュースクリップ盲導犬の大切さー体験通して学ぶ 恩納 安富祖小学校 盲導犬や視覚障害のことについて理解を深めてもらおうと「第3回盲導犬の大切さを学ぼう」(主催・オキナワマリオットリゾート&スパほか)がこのほど、安富祖小学校で行われた。 講演会は、同リゾート&スパのグループ本社、ソラーレホテルズ&リゾーツが3年前から日本盲導犬協会に協力し、盲導犬育成の応援と啓発活動の一環として取り組んでいる企画。現在、県内の盲導犬は、わずか6頭。希望する障害者全員には行き渡らず、不足しているのが現状だ。 講習会には、目が不自由な引田みや子さん(埼玉県在住)とそのパートナーである盲導犬のドンが訪れ、視覚障害とはどのような状態か、視覚障害者の生活状況、盲導犬の役割などについて話をした。 ハーネスをつけた盲導犬は仕事中であるため、触れたり声を掛けたり、食べ物を与えるなど盲導犬の注意をそらすようなことは絶対にしてはいけないなどの指導があった。また、盲導犬は視覚障害者と一心同体であるため、盲導犬の注意力が低下すると、障害者に危険が及ぶ可能性があることも説明された。 講習会の最後は、実際にアイマスクを付け盲導犬に誘導されて歩行する体験が行われ、児童らは緊張した様子で体育館の中を歩いていた。 6年生の宮城祐奈さんは「盲導犬のことについて詳しい説明があってよく分かった。これからは、盲導犬だけではなく、目の不自由な人にも優しくしてあげたい」と話した。同学年の基山秋音さんは「盲導犬は県内に6頭しかいないので、もっと増やした方がいいと思った」と感想を語った。 (沖縄タイムス 7月2日 朝刊より)
6.編集後記燦燦と輝く太陽がまぶしい季節です。 利用者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました。 およそ2ヶ月の引越し作業を完了し、22日の再開に先駆けて県内の利用者には1週間早目の14日より貸出を行うことにしました。 沖縄視覚障害者福祉センタービルの2階部分が図書館のスペース。 エレベーターを降り、左側に図書館事務所のカウンターがあり、貸出などはそこで手続きしていただきます。 右側が閲覧室及びボランティアルーム…、図書閲覧の方はもちろんのこと、来館して貸 出を依頼された方は、準備が済むまでこちらのスペースでしばらくお待ちいただくことになります。 真新しい建物…皆さま、ぜひぜひ一度足をお運びください。 (武村 厚子)
※「福祉会だより」は点字版・墨字版、録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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