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沖視協だより(2007年12月)

1.発刊にあたって

平成19年も残り少なくなりました。平成13年に建設委員会を設立して進めてきた沖縄県視覚障害者総合福祉センター建設計画も11月19日には起工式を終え、着工の運びとなりました。年度末には新センター完成の予定です。工事期間中はボランティアの皆様やセンター利用者の方々にもいろいろご迷惑をおかけいたしますが、ご協力よろしくお願いいたします。また、今後の自己資金造成活動につきましても皆様方の絶大なるご協力とご支援を賜ります よう重ねてお願い申し上げます。


2.沖視協ニュース

(1)第6回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会参加報告
第6回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会は、10月7日、8日の両日、東京都港区の「田町ハイレーン」を主会場に全国20都道府県政令都市から54人が参加し、開催されました。

沖縄県からは、選手多和田真助ほか5名、コーチに沖視協職員の安里清竹、競技補助員に野原祐子、上原清美の計9名が参加しました。一行は、7日の早朝便にて東京入りし、大会に臨みました。

日程は、1日目ダブルス戦6ゲーム、2日目は個人戦6ゲームで行われました。チームは、7月の県予選大会終了後、約3カ月、ダブルス5年連続優勝個人戦上位入賞を目指し、調整してまいりました。しかし、初日のダブルス戦で、比嘉・多和田組が残念ながら連覇をはばまれ、 惜しくも2位。また、二日目の個人戦でも、男子全盲クラスで3位に入ったも のの、過去上位独占してきた男子弱視の部でメダルを獲得することができず、回を重ねるごとに本大会のレベルのアップを実感しました。

大会を終え、8日、最終便にて那覇に戻って参りました。最後に、同大会派遣に際し、多大なご協力をいただきました関係機関・各位に対し、衷心より御礼申し上げます。 以下、 第6回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会参加者とその成績。

ダブルス(12ゲームトータル)
比嘉・多和田組 2位1989点
玉城・知花組11位
座波・村上組12位


個人戦(6ゲーム)B1クラス(視力0)
男子知花光英3位582点


個人戦(6ゲーム)B2クラス(視力0.03以下)
男子多和田真助7位849点
男子比嘉一盛11位808点
女子村上るり子4位566点


個人戦(6ゲーム)B3クラス(視力0.04以上)
男子玉城 敏11位878点
男子座波 裕15位717点



(2)県内6頭目の盲導犬
那覇市の瑞慶覧裕さんが盲導犬ユーザーとなるため、11月19日に九州盲導犬協会総合訓練センターでの共同訓練に出発しました。12月6日までの3週間は福岡の訓練所を中心に、その地域で行われますが、12月7日から那覇市古波蔵の生活圏内で一週間の訓練をします。県内で6頭目となる盲導犬を利用して、今後の瑞慶覧さんのご活躍を期待します。

次回は北谷町の桐原好枝さんが希望をしています。早期に帯同ができるよう訓練所と調整をしているところです。盲導犬利用希望の方は事務局までご連絡下さい。

(3)NAHAマラソンマッサージ奉仕活動の報告
12月2日に開催された那覇マラソンへのマッサージ奉仕活動には37名のあはき師会会員とボランティア、職員7名の44名が参加しました。今回で23回目となります。マラソン出場者の筋肉を揉みほぐし、疲労を癒し、多くの方々から感謝の言葉をいただいたと思います。参加されました皆様、大変ご苦労様でした。

(4)平成19年度「視覚障害者自立支援のためのマッサージ指導者育成研修(アジア太平洋)」事業終了
標記の研修事業は平成15年度から始まり、平成19年度をもって終了いたします。この5年間でアジア、太平洋地域のバングラデシュ、中国、カンボジア、フィジー、マレーシア、モンゴル、スリランカ、ベトナム、フィリピン、タイ、ミャンマー、サモアの12カ国から27名の研修員が来県しました。

カントリーレポートではいろいろな地域の視覚障害者福祉の状況を知ることができ、また盲学校では多くの生徒がコミュニケーションの確保のため英会話の検定にも意欲をもって挑戦していると伺いました。研修修了者の自国における活躍を期待したいと思います。

(5)第22回沖縄県サウンドテーブルテニス大会報告
標記大会が11月11日、サンアビリティーズ浦添で開催されました。11チームが優勝を目指して熱戦を展開し、一部リーグは南風原町チームが接戦の末、優勝しました。準優勝は宜野湾市Aチーム。二部リーグは予選リーグの対戦成績で順位を決定し、南部地区チームが優勝、うるま市Aチームが準優勝しました。

惜しくも入賞を逃したチームは来年に向けて練習を重ね、次回は今年以上の成績があげられるよう頑張って下さい。今年度は市町村合併の経緯から一部の団体が出場できなかったことや他の地域の選手を含めたチーム構成等もあって、事務局では戸惑いました。次年度は市町村毎にチームを編成するよう、けじめをつけて開催したいと思います。

(6)12月・1月の行事予定
12月2日NAHAマラソンマッサージ奉仕活動
12月6日「視覚障害者の自立支援のためのマッサージ指導者育成研修事業」閉講式・慰労会
12月12日2007ハートフルデイコンサート
12月13日第2回支部長会
12月16日第42回沖縄県身体障害者福祉大会
12月19日音訳講習会修了式
12月24日ラジオ沖縄チャリティーミュージックソン
12月28日御用納め
1月4日御用始め
1月20日ロープランナー伴走者講習会
1月27日第13回沖縄県視覚障害者マラソン大会



3.お知らせコーナー

(1)沖視協だよりの刷新
これまで「沖視協だより」を偶数の月に発行していましたが、マンネリ化が続いてあまりいい評価がいただけなかったので、「図書館だより」と合併して毎月発行していきます。編集委員会を設置して、多方面からの情報提供やバラエティーに富んだ内容で発刊していく予定です。編集委員は当間義昭、武村厚子、堀川恭尚、福里成美の4名。今後ともよろしくお願いいたします。

(2)ラジオ沖縄チャリティーミュージックソンへの協力方について
年末の恒例となりました第22回目のチャリティーミュージックソンが今年もパレットくもじ広場をメイン拠点として展開されます。当協会もチャリティー募金箱設置、番組編成への協力等を依頼されています。また各地域、愛の泉での街頭募金活動など皆様方のご協力をお願いいたします。なお、24、25日の行事は次のとおりです。今年はセンター建築工事の関係で3階ホールが使えなくなり、忘年会は中止になりました。併せてウォークラリーも今年度は中止です。音響付信号機の点灯式・渡り初めとラジオ沖縄杯ボウリング大会は例年どおり開催します。ボウリング大会の申込締め切りは12月19日(水)となっています。音響付信号機の点灯式と渡り初めは南風原町視覚部会員はじめ関係団体の皆様の参加協力をお願いいたします。

ア.音響付信号機点灯式と渡り初め
12月24日(月)午後1時45分、場所は南風原町のジャスコ入り口の三差路です。地域視覚部会員の参加をぜひともお願いします。
イ.ラジオ沖縄杯ボウリング大会
午後1時より浦添市のてだこボウル、参加費2,000円、申し込みは863−2997の野原佑子まで。
ウ.白泉会のアカチチデービル
25日午前6時より(予定)

(3)年末年始のお知らせ
12月28日(金)は沖視協の御用納めで、12月29日から翌年の1月3日までは閉館、御用始めは1月4日(金)です。

(4)事務局日誌
10月、11月の事務局日誌より主なものを報告いたします。
10月3日第2回理事会
10月10日NTT西日本より点字電話帳贈呈式
10月10日第13回視覚障害者マラソン沖縄大会実行委員会
10月18日障害者・高齢者雇用支援のつどい
10月23日第50回沖縄県社会福祉大
10月24日センター建設指名競争入札現場説明会
10月25日職員会議
10月28日第26回沖縄県視覚障害者音楽発表大会
11月1日点字図書館利用者、ボランティア、職員交流会
11月9日センターミーティング
11月10日芭蕉の会交流会
11月11日第22回沖縄県サウンドテーブルテニス大会
11月14日福島県立盲学校より施設見学
11月18日沖縄県障害者社会参加推進協議会
11月28日職員会議



4.ありがとうございました。

(1)10月 5日に具志健昌様より香典返しとして十万円ご寄附をいただきました。わくわくSTT(代表 宮里清子)からも8,071円の寄附をいただきました。サウンドテーブルテニス台の購入のための積立金とします。

(2)10月22日に那覇市の真喜志豊子様より建設資金として10,250円のご寄附をいただきました。

(3)11月 7日に音訳ボランティアの新崎恵子様より建設資金として10,000円のご寄附をいただきました。

(4)11月16日に沖縄気鍼法会から建設資金に10,000円、運営資金として10,000円、 合計20,000円のご寄附をいただきました。

(5)11月26日に那覇市の仲宗根朝盛様より建設資金として10,000円のご寄附をいただきました。

皆様方からの心温まるご芳志は、視覚障害者更生援護事業と総合福祉会館建設資金として有効に活用させていただきます。今後の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。


5.読者のコーナー

静岡県SBSテレビ土曜スコープ 「盲目のソプラノ歌手」−取材記者の裏話−
目が見えない、ってどういうことだろう・・・。目をつぶりながら考えました。音だけの世界。目を開いている時以上に、耳をすまして音に敏感になります。亜矢子さんに会って驚いたことがたくさんありました。

黙ってカメラ撮影をしてしまおう、とさりげなく近づきましたが「あっ、ぐるぐる近づいてくる」とテープの回る音で気づかれてしまいました。光がなくても、人の気配、物音、息づかい・・・などから状況を感じ取ってしまうんです。 また、メールのやりとりもします。最近では、音声で全てを説明してくれる機能がついた携帯電話も販売されているので、文字を読むことなく、メールもできます。絵文字まで使って送ってくるのにはびっくりです! でも時々、漢字の変換が間違ってはいますが・・・(笑)、あと洋服も素材や形など触った感触で覚えていて、自分で選んで着るそうです。色違いの服は、どちらかのタグを取ったりして、区別をつけておくようです。記憶力がよくないと変な服のコーディネートになってしまいそうだなあと思いました。

最後に盲導犬のアンちゃん。インタビュー取材中にいびきをかいて寝ていました。一歩外に出たら、気を張ってご主人様の命を預かる重要な役目を果たさなければならないわけですから、家の中にいる時ぐらいしかゆっくり休めないんでしょうね。盲導犬をつれている人も、白い杖をついている人も、完璧ではありません。私たちが差し出す手、ひと言、そのコミュニケーションを求めています。私たちとなんら生活に違いはないんですよね。特別扱いでもなく、もっとお互いに近づきましょう。

−大石亜矢子プロフィール−
1975年生まれ。未熟児網膜症のため生まれた時から、目が見えず静岡県立沼津盲学校幼稚部小学校に通った。中学は「もっと多くの、いろいろな人に出会いたい」との思いから単身上京し、筑波大付属盲学校へ入学、中学校の文化祭ではバンドを結成し幼い頃より慣れ親しんだピアノを担当。音楽への夢を膨らませていった。高校は音楽科に進み声楽を学び、武蔵野音大声楽科へ入学。卒業後はソプラノ歌手としてソロによる歌唱の他、ピアノの弾き語りによる演奏活動を行う。盲導犬のアンと盲導犬の啓発活動も行っている。


6.編集後記

早いもので2007年も師走を迎え何かと慌ただしい月です。今年は例年にも増して総合福祉センター建設工事着工による福祉資金の借入申請、補正予算、自己資金造成や補助金、助成金交付までのつなぎ資金の融資業務等のため臨時理事、評議員会の開催等で非常に忙しい年末となっています。

今年を振り返り、よかったこと、悪かったこと、困ったこと等々いろいろなことがあったと思います。終わりよければすべて良し、皆さん健康には十分に留意をされ今年も充実だった年と思えるよう残されたこの月をお仕事、趣味、遊びに大いにお楽しみ下さい。輝かしい新年を健康で明るく迎えることができますようお祈りいたします。


※「沖視協だより」は点字版・墨字版、録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。