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福祉会だより(2005年10月)

1.事務局だより

朝夕に秋の気配が感じられるようになりました。皆様にはご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
この時期は読書良し、旅行良し、スポーツ良し、何をするにも絶好の季節です。3カ月後の第11回視覚障害者マラソン沖縄大会に備えて、今から練習に励まれ、去年の記録を大幅に塗り替える意欲を高めて下さい。
さて、10月は福祉関係機関や障害者団体の啓蒙、啓発のための各種行事が展開されます。どうか各地域で催される行事には積極的に参加をされて、視覚障害への理解を深めてもらい、障害者福祉の向上や社会参加促進のために大きな成果が得られることを願っています。

2.沖視協ニュース

(1)第20回九州盲青年研修大会へ参加して  野原 秀次
私は平成17年7月17日・18日に熊本県で行われました第20回九州盲青年研修大会へ福里和広と2名で参加しました。
17日の7時30分に那覇空港より福岡へ、そこから地下鉄、特急へ乗り継ぎ熊本へ向かいました。特急は1時間半程乗りましたのでゆっくり駅弁を食べ旅の気分を味わいました。
熊本へ到着しバスで、開会式とスポーツ体験の開かれる熊本県身体障害者福祉センターへ行き、スポーツ体験はグランドゴルフ、フライングディスク、ビームライフルがあり、私はフライングディスクを体験して来ました。
グランドゴルフは割とポピュラー化しているので経験したことがある方も多いと思います。スタート地点から1m程のスティックを使い30p程の的まで玉を短い打数で運ぶ競技です。ビームライフルはフラッシュのようなライトで、的を狙い玉を打つ競技だそうです。エントリーしている方が一番多く、皆関心があるようでした。フライングディスクは23pの円盤を遠投するディスタンスと、1,5mの的を、5m、 若しくは7mから10枚のディスクを投げ、通せる数を競うアキラシーという競技があります。まず、ディスクを握り、肩の高さで水平になるように持ち、それを真横に投げます。遠投はただただ力いっぱい投げます。左右のファールラインはないようですから少々手元が狂っても大丈夫で60mくらいは投げられるそうです。私は30m位でした。アキラシーはなかなか的の方角には飛ばず、2枚しか入りませんでした。個人競技でさほど準備や手間がかからず皆楽しめる競技だと思います。機会があれば参加してはいかがでしょうか。 その後は水前寺共済会館へ移動し16時から部長会議、18時から懇親会で1日目は終わり
2日目の18日は9時30分からアテネパラリンピック男子柔道無差別級銅メダリストの天川敬史(あまかわけいじ)氏の講演で、メダリストに選ばれ、表彰を待つ間にキスの嵐にあったとか、アテネの食事の事、敗者復活戦で応援者や家族を思い、力を振り絞って3位になれた事などを楽しく話してくれました。
それから青年部会で平成16年度事業報告、決算、監査報告。平成17年度活動計画案、予算案審議が承認され、年に1度は部長会を開催したく、九州盲人福祉大会で青年部長会を開く事になりました。そして最後に閉会式で、来年は沖縄で指導者研修会を開催する予定だと告知してきました。
帰りは同じように電車と飛行機を乗り継ぎ8時に無事に那覇へ戻って来ました。今年度から2カ年間青年部長になり、来年は沖縄でリーダー研修が開催されます。ぜひとも大会を盛り上げ成功させたいと思いますので、皆さんへ協力を申し出るかと思いますが、ぜひよろしくお願いします。
最後に今回の派遣にあたり支援と協力された方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

(2)第51回全国盲女性研修大会(福山市大会)報告  田端サエ子
平成17年8月25日から27日までの三日間にわたり標記大会が広島県福山市の福山ニューキャッスルホテルで会議と研修会が行われ、大会式典は広島県民文化センター大ホールで開催されました。沖縄県から当山由美子、田端サエ子、沖視協職員の上原典子さんの3名が参加しました。
25日、9時那覇発で福岡へ、博多駅から新幹線で福山駅下車、駅から徒歩でホテルへ向かいました。25日は他のホテルに宿泊、26日、同ホテルで朝食をすませ徒歩で研修会場のニューキャッスルホテルへ受付を済ませ、10時〜12時まで代表者会議に出席しました。

議 題
1.平成16年度事業報告、収支決算並びに監査報告
2.平成17年度運動方針並びに事業計画、予算案の審議
3.女性協第50回全国大阪大会報告
4.各ブロック提出議題の審議
5.宣言、決議について
6.第52回全国盲女性研修大会について。平成18年7月25日(火)から27日(木)まで青森県で開催される。
7.会報「あかね」の原稿依頼について。
8.日盲連福祉センター建設資金について寄付を募るとの事でした。
  
研修会  13時〜16時30分
1部 講演 13時〜14時
講師 藤井悟(サトル)先生(福山平成大学福祉健康学部福祉学科教授)
テーマ 「人間を生きる、女を生きる、自分を生きる」
誇らしくしたたかにしなやかに−このテーマについて大変難しい講演になるかもと思いましたが、ユーモアにあふれ、分かりやすく楽しく聞かせていただきました。大変勉強になりました。

2部 レポート発表と意見交換 14時10分〜16時30分
テーマ 「災害と私」
助言者 藤井悟先生、福山市消防局警防部長・倉田安生(ヤスオ)氏、日盲連会長・笹川吉彦氏
発表者 各ブロックから1名。1名が欠席で8名が発表
地震災害の発表が多かったです。助言者からのアドバイスとして、
1.自助:自分でできることをする。出口を開ける。火を消す。電源を切る。親戚、家族の避難所の確認。家の中ではトイレや風呂場が安全。所持する物として、貴重品はもとより位置確認のために音の出る物、懐中電灯、ラジオ、電話など。
2.共助:身近な方に協力してもらう。常日頃から近所付き合いをよくし、障害者であることを印象づけること。
3.公助:救急車、消防車など公のものは即対応という訳にはいきません。災害時は同じように被害を被るのですから障害者だからといって優先的に救助できるとは限りません。日頃から災害に向けての心構えをしましょう。沖縄は台風が多いからガラスが割れないように工夫しましょう。

3日目 広島県民文化センター福山大ホールで大会。
ニューキャッスルホテルから徒歩で移動。
歓迎演奏 9時20分〜9時50分
ロゼッターマンドリーの童謡唱歌を交えた曲で会場にいるみんなが口ずさんでいました。
1部 式 典 10時〜11時
2部 議事・閉会 11時〜12時
議題1 代表者会議報告と承認。
議題2 宣言案・決議案の採択
閉会式では次期当番団体のあいさつがありました。

次に決議文を記載します。
1.移動支援を利用する際、応益費用負担を余儀なくされる現状にあって、安定的財源である障害基礎年金を1級障害者は10万円以上に、また2級は7万5千円以上に引き上げることを要望します。
1.応益負担額の算定基準を家族の総合所得ではなく、利用者本人のみの所得とすることを要望します。
1.新法がどのような形態をとるにしても視覚障害者にとって不具合を生じないものとなるよう要望します。
1.視覚障害者のための移動介助に対し、地域格差のないように的確な対応を要望します。
1.IT即応し、視覚障害者の使いやすい機器の開発と適切な指導者の育成と派遣を要望します。
1.居住する場所によって福祉の恩恵の不平等が生じている現状で、これを格差のないようにするための打開策を要望します。
1.交通機関の車内放送は明瞭に駅名が聞きやすくなるよう配慮を要望します。
1.食品や医療品など必要不可欠なものに対し、点字表示を義務づけるよう要望します。
1.テレビ放送のニュース速報など音声化と音声解説のついた番組を増やすよう要望します。
1.災害時において避難の対応、避難所での移動、食品日用品の配布など視覚障害者に対し、きめ細かな配慮を要望します。
1.音声タグ(ものしりトーク)を日常生活用具に指定されるよう要望します。
1.視覚障害者の特性にあった聞き取り調査を行ってほしい。
以上、決議しました。

私たちは、大会終了後、タクシーで福山駅へ、駅から新幹線で約1時間半で博多へ到着、博多駅からタクシーで福岡空港へ、17時発で3名とも無事に帰って来ました。非常に実り多い研修大会だったと思います。一人でも多くの方が県外大会に参加なさいますよう希望いたします。
最後になりましたが、本大会派遣にご協力下さいました関係機関・団体の皆様方に感謝申し上げます。今後ともご指導ご協力のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

終了後、マイクロバスで佐賀駅へ向かい、佐賀駅からはJRで博多駅へ。 その後、タクシーで福岡空港へ向かいました。18時35分発の飛行機で無事、沖縄へ帰って来ました。
最後に、本大会派遣に御協力下さいました関係機関諸団体の皆様方に対し厚く御礼申し上げますとともに、今後とも宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。

(3)10月、11月の行事予定
10月6日 沖視協友の会バザー
10月9日盲女性部ダンス・コーラス教室
10月11日第31回 全国視覚障害者情報提供施設大会(京都大会)
10月13日盲女性部料理教室
10月18日アジアプロジェクト県外研修(28日まで)
10月19日第48回 沖縄県社会福祉大会
10月20日第11回 視覚障害者マラソン沖縄大会実行委員会
10月20日第39回 九州身体障害者福祉大会
10月23日第20回 沖縄県視覚障害者卓球大会
10月27日盲女性部料理教室
11月4日障害者就労支援ネットワーク会議
11月14日所内職員研修
11月20日第24回 沖縄県視覚障害者音楽発表大会
11月29日職務会


3.お知らせコーナー

(1)NAHAマラソン奉仕活動への協力依頼
平成17年の那覇マラソン実行委員会から今年もマッサージ奉仕活動の依頼があります。どうかこれまで参加したことのない皆様も今年からはぜひ参加をお願いしたいと思います。11月4日(金)までには参加者名簿を提出しなければならないので、3日(木)までに申込をお願いいたします。

(2)第11回視覚障害者マラソン沖縄大会の開催について
今年度も本会共催のもと平成18年1月29日(日)に、第11回視覚障害者マラソン沖縄大会を開催いたします。申し込み受付は10月下旬より11月30日までとなりますので、多数の方々がご参加下さいますようお知らせいたします。

(3)平成18年度盲導犬給付事業の実施について
沖縄県では平成18年度も盲導犬給付事業を実施しますが、現在1頭分しか予算計上されていません。次年度の予算要求に向けて、どれくらいのニーズがあるのかを把握する必要があります。盲学校卒業見込みの方々も対象となります。また、年齢制限についても勘案することもできます。希望者または興味をお持ち方々はご連絡下さい。また知り合いの方にもご周知のほどをお願いいたします。

(4)電話ナビゲーションのご案内
10月1日より「日盲連、今月のお知らせ」(3分47秒)の情報が提供されます。ご利用下さい。電話番号は860−6865と860−6866の2回線です。同時に4名が利用することができます。

(5)第40回琉球古典芸能コンクールで新人賞受賞
西原町の金城利信さんが標記コンクール、笛の部で新人部門に合格しました。師匠の喜舎場孫好さんによると4カ月くらいの短い期間での合格で、センスがよくてリズム感も突出しているとの評価でした。金城さんおめでとうございます。

(6)訃報のお知らせ
元 沖視協評議員。長年にわたり那覇市視覚部長をされていた川満泰恵さんが7月中旬ごろに亡くなられたそうです。詳しい情報は入手できなかったので、ご了承下さい。

4.事務局日誌

8月、9月の事務局日誌より主な事項を報告いたします。
8月2日第19回九州視覚障害者情報提供施設大会準備委員会
8月3日音訳講習会修了式
8月7日九州サウンドテーブルテニス大会選手選考会
8月16日県社協予算対策協議会総会
8月26日第51回全国盲女性研修大会(広島県)
8月28日第13回沖縄県視覚障害者ボウリング大会
8月30日職務会
9月1日スタッフ会議
9月5日予算対策委員会から県知事への要望事前説明会
9月7日障害者雇用フォーラム
9月8・9日第19回九州視覚障害者情報提供施設大会
9月13日沖縄リハビリ福祉学院より施設見学
9月14日音訳講習会開講式
9月16日第11回視覚障害者マラソン沖縄大会打ち合わせ
9月21日福祉のまちづくりマニュアル検討会
9月22日「私は停めません宣告」実行委員会
9月25日 第41回沖縄県身体障害者スポーツ大会
9月26日主任会議
9月27日職務会
9月28日高齢者・障害者雇用支援のつどい


5.あとがき

今年の夏は本土や海外での自然災害が多く、被害も大変大きかったようです。沖視協の職員研修会も防災危機管理の内容で11月に実施する予定です。研修で得た緊急時の対応策をまた皆様方にも周知していきたいと考えております。
スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、 食欲の秋と大変しのぎよい季節となりました。沖視協の行事としては、第20回沖縄県視覚障害者卓球大会と第24回沖縄県視覚障害者音楽発表大会、第11回視覚障害者マラソン沖縄大会とこれから控えています。日頃からスポーツ、芸能文化活動とそれぞれの趣味を楽しみながら、体力の維持向上、技術の錬磨に励んでください。
次回発行は12月です。各地域の皆様からの寄稿やお知らせ、耳よりな情報をお待ちしています。

【福祉会だより 204号 平成17年8月発行】
※「福祉会だより」は点字版・墨字版、録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。