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【目次】
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福祉会だより(2005年4月)
1.発刊にあたって読者の皆様お元気でお過ごしでしょうか。 沖視協では4月1日、西表常務理事の下、事業開始式と辞令交付式を行い、14年度の事業が本格的に開始されました。視覚障害者福祉事業がさらに進歩するよう役職員一丸となって取り組んでまいりますので本年度も皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 本年度の事業計画で特記すべきことは、視覚障害者総合福祉センター(高橋記念会館)建設を平成18年度の実現に向けて推進していくことです。 平成16年度は国からの補助金で点字図書館、高齢者デイサービス施た設と雇用促進協会の助成金でマッサージセンター整備の建設計画が県施設整備調整審議会では無事に通ったのですが、三位一体の改革により、高齢者デイサービス事業については平成17年度には新たに地域介護福祉空間整備等交付金として市町村に委譲されるため、那覇市主管課と協議をして福祉施策に組み入れられることが課題となっています。 どうぞ会員の皆様並びに関係団体、関係機関の皆様方の強力なるご支援とご協力をお願い申し上げます。
2.沖視協ニュース(1)第23回沖縄県視覚障害者音楽発表大会の報告 標記大会は2月20日に宜野湾市社会福祉センターで開催されました。10時の開会式では県障害保健福祉の宮城光宏課長の激励のあいさつの審査委員長からの注意事項説明のあと午前中は古典4名、民謡7名、歌謡曲7名の発表があり、昼食のアトラクションとしてオカリナ愛好会の演奏と盲婦人部のコーラスの披露がありました。午後はグランプリの部3名と団体の部9組が発表しました。 成績は次のとおりです。 古典の部,優勝 久田有孝(具志川市) 、2位 又吉ナエ(具志川市)、3位 新垣邦一(沖縄市) 民謡の部,優勝 宮里清子(南部)、2位 田場 上(宜野湾市)、3位 比嘉秀徳(浦添市) 歌謡曲の部,優勝 山城一子(那覇市)、 2位 真部正勝(沖縄市)、3位 新垣栄一(那覇市) グランプリ賞,大城り子(南部) 団体の部,優勝 那覇市、 2位 南部地区、3位 西原町 恒例の会長特別賞は那覇市の山城一子さんが獲得しました。
(2)第22回視覚障害者京都マラソンに参加して 立津末子
(3)第58回九州盲人福祉大会報告 田端サエ子
(4)第58回九盲連福祉大会代議員福岡大会報告(追記資料)
(5)新潟中越沖地震義援金の報告
(6)おきなわマラソン奉仕活動ご苦労様
(7)4月・5月の行事予定
3.お知らせコーナー(1)パソコン教室受講者募集 パソコン初心者の視覚障害者に対して、パソコン操作方法、インターネットの使用、メール送信等の基本的な操作方法を指導し、パソコンを利用して情報入手・共有・発信、コミュニケーション手段の取得を目的として下記のとおりパソコン教室を実施します。 前 期 平成17年5月10日より 毎週火曜日午後7時から9時(全20回) 沖視協3階ホール 後 期 平成17年10月4日より 毎週火曜日午後2時から4時(全20回) 沖視協3階ホール 受講定員は前期、後期とも5人です。申し込みは受付開始は4月27日から28日、午前9時より午後5時まで、申し込み先は点字図書館(098)866-0222の堀川恭尚までお申し込みください。 (2)図書館からのお知らせ 盲女性部コーラス歌詞集(点字版)を作成いたしました。ご入り用の方は点字図書館(866−0222)堀川、武村までお申し込み下さい。紐綴り 360円、ファイル付き 710円です。墨字版は5月下旬に完成予定です。 (3)サウンドテーブルテニス「卓球同好会」よりのお知らせ 今年もまた全国卓球連盟協会に会費を納める時期が来ました。会費は一人500円となっております。でるだけ多くの方の入会を希望しております。 それから2年前までは何とか船舶振興会より毎年百万円の助成があり、それによって全国大会運営がなされていましたが、助成金が打ち切られてようです。そうなりますと全国大会運営が不可能な形になるらしく、協議の結果、会員一人一人に、いわゆる個人会費として2000円を負担することになりました。協会会費と個人会費を併せて2,500円を出していただくことによって全国大会や九州大会に参加できる資格を得ることになります。出費多端の折りですが、どうぞ奮って入会していただきますよう、よろしくお願いいたします。それらの会費を納めないことには、卓球がいかに上手くても全国大会はおろか九州大会にも参加することができませんので、そのことは念頭において下さい。 連絡先は狩俣昌勝、056−3853か高良幸助、090−9789−8111までご連絡下さい。よろしくお願いいたします。 (4)おきなわマラソン大会のマッサージ奉仕活動への参加(お願い) 来る2月27日(日)に標記大会が開催されます。同大会事務局より協力の要請がありました。沖視協と沖縄あはき師協会との共催で取り組んできています。皆様方も大変多忙とは思いつつも三療業の宣伝と業権擁護への県民の理解を深めることなど条件整備の点からしてもまた大きなイベントをみんなとともに成功させるというひとりの県民としての気持ちを示す意味からしてもこの要請にできるだけ応じていきたいと思います。 なにとぞご理解下さいまして参加して下さいますようお願いいたします。 なお、 詳しいことはおってご連絡いたします。 (5)チャリティーコンサートへの案内 視覚障害者療育作業所「てんてん」が3月6日(日)午後2時から県立盲学校体育館でチャリティコンサートを開催します。出演者は宮古アイランダーアーティストの下地暁(さとる)さんです。入場料は大人千円、中高校生は500円、小学生以下は無料です。皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。お問い合わせは090−2559−6532仲村渠、090−9786−9404宮城、090−4772−0011金城さんです。 以下はチャリティコンサートの趣意書です。 視覚障害者療育作業所てんてんが第2回チャリティコンサートを開催することになりました。「てんてん」は、多くの皆様のご支援で昨年9月、念願の盲学校近くに移転し、週2回の開所ができるようになりました。しかしながら協力金募集や空き缶集め、バザーなどで資金造成を行っていますが、まだまだ厳しい運営となっており、全面開所ができない状況です。皆様の好意に感謝しながら、昨年に引き続き今年もチャリティーコンサートを開催し、運営資金を造りたいと考えています。卒業後作業所へも通えず、在宅を余儀なくされている視覚障害者にとって、生きがいのある場所を造りたいという趣旨で立ち上げた「てんてん」を皆様に支えてほしい、「つくる会」の願いです。どうか趣旨をご理解下さり、コンサートに足をお運び下さいますようご案内申し上げます。ご家族、ご友人もお誘い下さり、ぜひ一人でも多くの方々に広げて下さいますようご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 4.事務局日誌 事務局長 当間義昭2月、3月に行われた行事、催し物を報告します
5.ありがとうございました。(1)2月28日、松山のホストクラブ エルメスより建設資金として金32万円の寄付をいただきました。 (2)3月16日、西原町の仲村渠良夫様より建設資金として3千円の寄付をいただきました。 (3)3月24日、エファタミュージックより建設資金として、新垣勉さんのチャリティーコンサートの寄付金として90万円の寄付金贈呈を受けました。 (4)3月25日、沖縄県農林水産団体共済会より一般寄付として30万円の寄付金贈呈がありました。 (5)名護市の島 保さんから建設資金として1万円の寄付をいただきました。皆様ありがとうございました。寄せられました浄財は、芳志者のご意向に沿って有効に活用させていただきます。
6.投稿コーナー沖縄県盲ろう者友の会設立準備会の立ち上げ 友の会設立準備会代表 仲程 良枝 7〜8年程前、熊本県の全盲ろう者の松尾武さんが私にたずねました。「君の視覚障害等級は?」 私が「2級ぐらい」と答えますと、「じゃあ君も東京の全国盲ろう者協会に登録しなさい」と言って、私の所へ申請用書類を郵送してきました。ですが私自身、ろうの身です。5歳から沈黙の世界で生きて来た私にとっては、光は心臓よりも大事に思われました。盲ろう者にはなりたくないという拒否反応が私の中でおこっていたのです。 視力低下は毎年ドンドン進行して行き友人の顔も見えなくなり、自分の子供の顔もわからなくなり、長男に向かって娘の名を呼び、娘にお兄ちゃんと呼ぶ毎日です。 5年ほど前、決心して東京の全国盲ろう者協会本部事務局へFAX送信、やっと登録をすませました。5年程前から全国盲ろう者協会事務局の松谷直美さんには、大変お世話になっております。まず近況報告から始まり、全国盲ろう者協会のしくみ、友の会の立ち上げ方、いろいろ教えていただきましたが、私一人ではどうする事もできず今年の2月28日と3月1日、松谷直美さんと星野さんのお二人が初来沖して下さり、県庁をはじめ県社協、沖視協、沖聴協、沖身協、西原町役場の各6団体を訪問し、わたしたち県内盲ろう者の窮状を訴えて下さいました。それを受け平成17年3月1日準備会をたちあげ、第1回目の交流会を4月5日(火)沖視協3階ホールにて開催し以下の内容を相談しました。 今後の方針として、偶数月の第1月曜日に交流会を開くこと。次回の交流会予定日は6月6日(月)午前10時〜12時(沖視協3階ホール)です。今回参加されたメンバーのお子さんが小学生という事もあり、午前中に交流会を開くことに決定いたしました。今回参加の4人とも皆、ろうベース(*1)の弱視ろう(*2)であったため視覚障害が進むにつれ外出が思うようにいかず家にとじこもりがちになってしまい、ストレスがたまってきたと、うったえていました。そのため今後の企画内容としては社会見学、ハイキング、ボウリング、料理教室等を取り入れてほしいという意見が多かった。また、完全盲ろう者に対してはどのようなヘルプ方法で、わたしたちの仲間に入ってもらうか?この相談もしましたがみんなの手話が早すぎて、私の目では読み取りができませんでした。 以上の内容を、手話通訳を介して集まった仲間4名と支援者で話し合いました。できれば他のたくさんの方にも仲間に加わっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 (*1)ろうベース:先に聴覚に障害があり、その後、視覚にも障害を受障(*2)弱視ろう:弱視で、まったく聞こえない(ろう)
7.編集後記春の訪れと共に、各地で平成17年度の県委託事業やいろいろな市町村、関係団体の諸事業が開催されます。多くの方々が積極的に参加されることを期待しています。皆様方の活動が、その地域の方々の障害者福祉への理解と協力を得るため啓発啓蒙の大きな役割となります。 各支部および婦人部、青年部の事業計画が効果的に滞りなく遂行され、実りの多い年となりますよう皆様方のご協力を心からお願い申し上げます。次号は6月の予定です。どうぞ皆さんお元気でご活躍下さい。 【福祉会だより 202号 平成17年4月発行】 ※「福祉会だより」は点字版・墨字版、録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。 |
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