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福祉会だより(2004年10月)
1.はじめに朝夕に秋の気配が感じられるようになりました。皆様にはご健勝にてご活躍のことと拝察いたします。秋はスポーツ、読書、旅行など何をするにも絶好の季節です。しかし、今年は台風が発生したら必ず強風域に入っていて、いろいろなイベントが中止になったり、延期になっています。本土では大きな被害が続出している現状です。皆様方も台風被害にあわないように十分な警戒と対策を講じてもらいたいと思います。 さて、10月は福祉関係機関のさまざまな啓蒙、啓発のための各種行事が展開されます。どうか各地域での行事に積極的に参加をされて、視覚障害への理解を深めてもらい、障害者福祉の向上や社会参加促進のために大きな成果が得られることを願っています。
2.沖視協ニュース(1)敬老の日、マッサージ奉仕活動の報告毎年敬老週間に沖縄県はり・きゅう・あんまマッサージ指圧師協会と共催で実施しているマッサージ奉仕活動を、今年は与那原町の特別養護老人ホーム「日の出園」と玉城村の「朝日の家」で実施しました。両施設を利用されているおじいさん、おばあさんは昼食を終えて2時半からのマッサージを待ちかねていたそうです。入所されている方々の部屋を巡回して施術した人数は約30名。体をほぐしてもらい大変喜んでいました。 今回参加された皆様は13名で、次の方々です。 長嶺喜真、 前泊敏彦、仲村渠勝夫、譜久村裕邦、大城淳子、広山栄喜、大城堅伸、比嘉吉雄、渡嘉敷綏秀、嶺井雄八、坂井睦子、小波津正芳、山田親幸会長の13名と職員の計14名が参加しました。皆さん大変ご苦労様でした。 (2)第50回全国盲女性研修大会(大阪府大会)報告 田端サエ子 1.支援費制度におけるガイドヘルパーの研修 2.許すな障害者福祉の後退 3.守ろう三療、広げよう職域 4.目指せ、完全バリアフリー 以上、4つのスローガンの下、平成16年7月24日〜26日の3日間にわたり、全国の盲女性とその関係者、ボランティア等、約1,300名の参加で、標記記念大会が大阪府の都ホテル大阪で盛大に開催されました。沖縄県からは当山由美子、沖視協職員の福里成美さん、そして私の3名で参加しました。 私たちは7月24日、12時半那覇空港発で関西空港へ、空港からバスで約1時間でホテルに到着、その日は大会場の近くのホテルに宿泊。 翌日、25日9時30分から代表者会議に出席しました。 議題1.平成15年度事業報告、収支決算並びに監査報告。 議題2.平成16年度運動方針並びに事業計画、予算の審議。 議題3.ブロック提出議案の審議 議題4.宣言案、決議案について 議題5.第51回全国盲女性研修大会について、平成17年8月25日(木)〜27日(土)まで、広島県で開催されます。 議題6.全国誌会報「あかね」について、原稿依頼の件。 議題7.その他、第50回記念大会に寄付のあった団体名を「あかね」に載せていくかどうか検討するとのこと。 九州ブロックからの提出議案として、支援費制度の存続、またやむを得ず介護保険に組み込まれた場合でもガイドヘルパーサービスの充実並びに視覚障害者各個人のニーズに即したサービスの提供を要望します。 研修会 13時〜16時30分 1部 講 演 13時〜14時 講 師 正司歌江(かしまし娘の長女) テーマ 「笑いと涙と希望の人生ドラマ」 今や本人は関節リウマチということでくるま椅子に座ったままでの講演でした。笑いあり、涙ありでしたが、ユーモア溢れるお話しでした。2部に入る前に10分程度、前協議会長であられた故原田さんを偲ぶ会ということで青森県の内藤さんが原田さんと共に歩んできたことを話されました。 14時20分から16時30分まだ、各ブロック代表1名ずつレポート発表、九州ブロックからは北九州市、テーマ「白杖と共に」、中途失明者が多かったせいか、最初白杖を使うのに際し恥ずかしいとか勇気がいるという方が多かったように思いました。現在はガイドヘルパーや盲導犬の助けを借りておられる方も多くなってきましたけど、やはり何時でも身近にあるのは白杖だと思います。 18時30分から20時30分まで懇親会 27日、9時10分から9時40分、大阪府警察音楽隊の歓迎演奏。 第1部 式典 10時半〜11時 第2部 議事 11時〜12時 1.代表者会議の報告と承認。 2.研修会報告と承認。 3.宣言案、決議案の採択。 閉会式では、広島県の次期当番県のあいさつ 大会終了後、私たちは都ホテル前から関西空港まで、約1時間バスに乗り、3時30分の便で無事に帰ってきました。 台風の発生で一時はどうなるかと心配でしたけど、どうやら台風も味方してくれて予定通り日程を終え帰ることができました。 最後に本大会派遣に際し、ご協力くださいました関係機関、諸団体の皆様に対して感謝申し上げると共に今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。次に決議文を記載します。 1.支援費負担額の算定基準を家族の総合所得ではなく、利用者本人の所得のみとすることを要望します。 1.支援費の介護保険への導入が検討されつつある現状で、視覚障害者の命の守りともいうべきガイドヘルパー制度を一本化し、その機能が低下することのないように要望します。 1.障害者の生活の基盤となる障害基礎年金の支給額を、1級障害者では10万円以上に、2級障害者では7万5千円以上に引き上げられることを要望します。 1.色や文字を記憶させ音声で再生する機械を日常生活用具に指定されるよう要望します。 1.金融機関での代筆や文字によるサインの必要な場合、視覚に障害のある者を理解し、サポート精神で対処していただけるよう社会を構成する皆様に要望します。 1.IT時代に即応し、視覚障害者に使いやすい機器の開発と適切な指導者の養成を要望します。 1.居住する場所によって福祉の恩恵に不平等が生じている現状で、これを格差のないようにするための打開策を要望します。 1.交通機関に対し、段鼻には鮮明な色表示を、また車内放送は鮮明に駅名が聞こえやすくするように配慮を要望します。 1.家庭電化製品に点字の表示や音声誘導など、視覚障害者が使いやすいことの配慮を要望します。 1.テレビ放送のニュース速報など字幕の音声化と音声解説のついた番組を増やしていただくよう要望します。 以上、決議いたします。 (3)10月、11月の行事予定
3.お知らせコーナー(1)第39回琉球古典芸能コンクール笛の部で新人部門で合格9月21日に琉球新報社主催の笛の部の新人、優秀、最高部門の審査が行われ、沖視協の評議員でもある下地幸夫さんが見事に合格されました。毎週、水曜日に沖視協3階ホールで練習をしていますが、2年ちょっとで合格するのは非常にまれであると、師匠の喜舎場孫好さんが話していました。次は優秀賞をねらって頑張っていただきたいと思います。 (2)第10回視覚障害者マラソン沖縄大会の開催について 今年度も本会共催のもと平成17年1月30日(日)に、第10回視覚障害者マラソン沖縄大会を開催いたします。申し込み受付は10月下旬より11月30日までとなりますので、多数の方々がご参加下さいますようお知らせいたします (3)平成17年度盲導犬給付事業の実施について 沖縄県では平成17年度も盲導犬給付事業を実施しますが、現在1頭分しか予算計上されていません。次年度の予算要求に向けて、どれくらいのニーズがあるのかを把握する必要があります。盲学校卒業見込みの方々も対象となります。また、年齢制限についても勘案することもできます。希望者または興味をもっている方々はご連絡下さい。また近くの知り合いの仲間にもご周知のほどをお願いいたします。 (4)21世紀がん保険のご案内 標記の件について日盲連よりアメリカンファミリー生命のがん保険の案内が届いています。がんにかかった場合の負担は相当な金額になります。将来に備えて、がん保険加入についてご検討下さい。詳しくは事務局にお問い合わせ下さい。
4.雑学コーナー(1)「ニベもない」 四方を海に囲まれた日本。昔、魚はいま以上に日本人の生活に密接にかか わっいたとみえて、魚の名前に由来する言葉はたくさんあります。「ニベも ない態度」「ニベもなく断られた」の「ニベ」も魚の名前、その浮袋は昔、「ニベにかわ」という接着剤の原料として利用されていました。「ニベもない」はここから粘着力がない意味に使われ、転じて、愛想がない、素っ気ないという意味になりました。 (2)「トドのつまり」 「結局」「あげくの果て」の意味で使われる「トドのつまり」は、出世魚 「ボラ」の最終的な名称「トド」である。ボラは幼魚のときは「クチメ」、少し大きくなって「スバシリ」、淡水に入り込んでくる頃を「イナ」、海に帰り成長したものが「ボラ」、それから更に大きくなったものが「トド」と呼び名が変わります。 (3)「サバを読む」 サバを読まずに言ってよ。まったくサバを読まれたわい・・・。「サバを読む」とは、正確に言わないことの例えに使われます。魚市場で、サバ、イワシといった小魚は早口で数えながら、すばやく箱に投げ込んでいきます。ですから、後で数えてみると正確に合ったためしがなく、サバを読まれた、というわけです。その他、江戸時代に刺し鯖は、サバを背開きにして2尾を重ねて刺し連ね、これを一つと数えたからだという説もあります。いずれにしても、サバを読むのは道義に反することが多いようです。
5.事務局日誌8月、9月の事務局日誌より主な事項を報告いたします。
6.あとがきスポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、 食欲の秋と大変しのぎよい季節となりました。沖視協の行事としては、第19回沖縄県視覚障害者卓球大会、第10回視覚障害者マラソン沖縄大会、第23回沖縄県視覚障害者音楽発表大会と控えています。日頃からスポーツ、芸能文化活動とそれぞれの趣味を楽しみながら、体力の維持向上、技術の錬磨に励んでください。次回発行は12月です。各地域の皆様からの寄稿やお知らせ、耳よりな情報をお待ちしています。 ※「福祉会だより」は点字版・墨字版、録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。 |
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