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福祉会だより(2004年8月)

1.はじめに

  暑中お見舞い申し上げます。
  今年は本土でも高温が続き熱中症で病院に搬送される人が多いようです。年齢のせいなのか、 今年は例年とは違い、疲れが取れにくく非常に厳しい夏のように感じます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
  早くも16年度事業の半ばに差しかかりました。会館改築の実現に向けての取り組み、アジアプロジェクトの2期目の実施等、大きな事業が昨年から引き続いて推進、開催されますが、役職員一丸となって実現に向けて頑張りますので皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

2.沖視協ニュース

(1)九盲連理事会報告
  平成16年6月24日、25日、福岡市において九盲連理事会が開催されました。会長代理として出席しましたので報告します。
  出席者は九盲連会長 田代浩司、竹田寿和副会長、 太田弘事務局長、 森永速男(鹿児島県)、妙中良次(長崎県)、石淵貞二郎(熊本県)、馬場弘(宮崎県)、笠 峰雄(福岡市)、吉野(大分県代理)、澤田ハツエ(婦人部)、中野(青年部長代理)、当間義昭(沖縄県代理)、 監事 飯田康隆、染井佳弘の15名(欠席1名)が出席。
  田代副会長の開会宣言のあと、九盲連会長のあいさつ、議事に移る。

  1号議案 経過報告について
  第19条の請願運動については結果的には保留となった。別方法として日盲連、あはき協議会で検討して行くことになった。
  2号議案 本年度・来年度事業について
  平成15年度の九州盲社会人野球・卓球大会は福岡県で5月4・5日、青年部研修会は全国大会と併せて長崎県7月19・21日、婦人部研修会は沖縄県で10月18・19日、将棋大会は福岡市で6月14・15日、三療研修会は鹿児島県で10月4・5日、九盲福祉大会は佐賀県で2月15・16日で開催されました。
  平成16年度の大会、研修には終了しているのが第41回グランドソフトボール大会、盲青年指導者研修会、第26回盲社会人将棋大会、第36回盲女性研修会です。第17回三療研修会は宮崎県で10月16日・17日、第32回サウンドテーブルテニス大会は熊本県で11月20・21日でそれぞれ開催されました。 第58回九州盲人会連合福祉大会は北九州市で開催される予定ですが、日程については未定。
  3号議案 その他・雑件
  九盲連を日盲連の九州ブロックの組織にする。という大分県の要望については、各県の意識、 方針の報告を受け、 現状の九州盲人会連合の形で組織で 継続することが大分県以外の団体の意向であった。
  翌日、25日は9時から11時まで情報交換を行った。
  支援費制度の介護保険への統合について、 厚生労働省への日盲連としての反対の要請、ガイドヘルパー派遣事業を介護保険から別枠にする等、 サービス内容が低下しないよう、いろいろな意見がでました。

(2)第36回九州盲女性研修大会報告  女性部長 田端サエ子
  7月25日から26日までの二日間にわたり標記大会が北九州市の八幡ロイヤルホテルで教習在住の盲女性並びに関係者が一堂に会して行われました。沖縄県からはレポーターの仲村宮子さんと沖視協の当真初子さん、田端の3人が参加しました。
  私たちは25日午前7時20分、那覇空港発で福岡空港へ、11時過ぎ北九州の八幡ロイヤルホテルに到着。
  午後1時〜2時 記念講演、講師:吉井美保様(司会業) 演題:「ことばの不思議」。講演を聞いているうちにウチアタイ(方言)することが多々ありました。年配の方が使う言葉に「クトゥバ ジンジケー」とか、「クトバヤ クチカラ イジャセーカラ ヌミヤナランドー」など、よく耳にしますげ言葉ひとつで相手をいやな思いをさせたり言葉で人を殺すこともあるという事です。講師が司会業をなさっている方だけにいろいろと体験なされたことを話されました。言葉遣いがいかに大事かをいろいろと勉強になりました。2時〜5時 レポート発表 テーマ:「イエス、ノーがはっきり言えますか」沖縄県からは仲村宮子さん、各県代表の発表後、フロアーからの意見交換がなされ、共通する問題点として訪問販売などについてでした。これについてはほとんどの方がイエス、ノーがはっきり言えるそうです。しかしそれ以外では時と場合によりきりですが、イエス、ノーが言えない場合もあるとのことでした。イエス、ノーがはっきり言える、言えないについては自分自身にとってもひとつの課題だと思います。
  5時〜6時過 部長会議
  議題1.全国大会への提出議題について。2.収支決算報告。3.指導者研修については17年の佐賀県までは開催予定、それ以降は佐賀県での開催の際に話し合うことになりました。4.九盲女性機関誌「ここのえ」の発行については各県持ち回りで発行しますかという意見もありましたが、原稿依頼が困難という意見が多く、16年度は廃止となりました。5.昨年のここのえの購読料残額11,500円を九盲女性一般会計に繰り入れることにする。
  6時半〜8時半 懇親会
  2日目 9時半よりアトラクション。北九州市視覚部の皆さんの太鼓ばやし。10時式典 研修会報告、宣言案、決議案の採択。次期開催県あいさつ。11時30分閉会。終了後、私たちはホテルのバスでスペースワールド駅まで送ってもらい、そこから電車で博多まで行き、4時30分福岡空港発で帰ってきました。
  最後に大会派遣に際し、ご協力くださいました関係機関、諸団体の皆様に対し厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
  つぎに決議文を記載いたします。
  1.視覚障害者の自立を支えてきた「あん摩、マッサージ、指圧、鍼灸」を今一度顧みて質の向上を図りますので、晴眼者養成施設の新増設を規制し、盲学校、視力障害センターの職業教育の充実を図るよう要望する。
  1.支援費制度の存続と契約業者の質の向上とサービスの地域格差がないよう国に要望します。
  1.視覚障害者の家事援助に際し、個人のニーズに応じたサービスの提供、またガイドヘルパーにおいても安全の確保はもちろんのこと、遠距離移動の利用を要望する。
  1.高齢化が進む今日、視覚障害高齢者の老後を安心に過ごせるようグループホーム、盲養護老人ホームの増設と既存の施設の充実を図るよう要望します。
  1.視覚障害者の子育ては親が視覚障害ゆえにサポートを必要とします。ゆえにファミリーサポートや子育て支援保育園、病児保育の新設など全国のどこにいても利用できるよう要望します。
  1.視覚障害者が交通機関を安心して利用できるよう昇降口に鮮明な色表示と車内放送鮮明さを要望します。
  1.今回の年金改革により障害基礎年金は13年後には15%減額と聞いておりますが、働けなくなると最低生活も脅かされます。特段の配慮を要望します。
  以上、決議します。
  平成16年7月24日

3.お知らせコーナー


  (1)高橋福治先生の番組の案内
  8月15日(日)午後7時半よりNHKラジオ第2放送で「視覚障害者のみなさまへ」という番組で高橋福治先生を紹介した番組があります。
  以下はNHKからのお知らせです。
  皆さま、暑い日々が続いていますが、おかわりありませんでしょうか。 NHKでは、視覚障害の皆さん向けの番組の放送をはじめて今年で40年になります。これを機に、毎月一回シリーズで「先人に学ぶ」を放送しています。
  8月は、下記のとおり少々趣向をかえてドラマ仕立てでお伝えします。現在、「視覚障害者のみなさんへ」の制作に携わっている中ぞの蝶子ディレクターがラジオドラマの脚本家であり、それまでの取材等をもとに、今回、新たに書き下ろした作品です。
  お聞きくださって、率直なご意見等お寄せくださいましたら、ありがたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
  記

  「視覚障害者のみなさんへ」
  シリーズ 先人に学ぶ 〜高橋福治〜
  NHKラジオ第二放送 8月15日(日)午後7時半から8時
  再放送  8月22日(日) 午前7時半から8時
  沖縄盲学校の創設者、高橋福治(明治28年〜昭和49年)は、大正時代に単身沖縄にわたり、大正・昭和の激動期に、沖縄の盲教育のために尽くした。その精神は、今、沖縄からアジアへとひきつがれている・・

  高橋福治の歩んだ人生を、ドラマ仕立てで伝える。
  出演:小野武彦  「春はくる」作:中ぞの蝶子  
  2004年 8月
      150−8001  東京都渋谷区神南2−2−1   NHK福祉番組  迫田朋子
  聞くことが出来なかった方には、点字図書館で放送をダビングしますのでリクエストしてお聞きください。

(2)平成16年度「沖縄県障害者ふれあいの翼海外研修事業」の研修員 募集について
  沖身協の事業で標記研修事業が実施されます。研修者募集要綱が送付されていますのでご案内します。
  参加希望の方は、地域身協の会長か沖視協会長からの推薦書を提出して選考されることになりますので、市町村身体障害者協会か沖視協にお申し込み下さい。
  以下は募集要項の抜粋です。
  1.目的:海外の障害者施設や福祉の現状を視察研修するとともに訪問国との障害者や関係者との意見交換や交流を通じて相互の理解を深め、国際社会の障害者問題等に対応できる社会づくりや人材育成を図り、沖縄県における地域福祉活動の拠点の拡大、リーダー養成を図ることを目的とする。
  2.主催:沖縄県身体障害者福祉協会
  3.期間:平成16年10月10日(日)〜10月15日(金)
  4.場所:タイ(バンコク・チェンマイ)
  5.募集人員:12名(身体障害者。知的障害者・精神障害者とする)
  6.研修経費:160,000円(2分の1助成)
  7.応募資格:(1)地域でリーダーとして活動している者。
        (2)今後、地域でリーダーとして期待できる者。
        (3)団体の長が徳に推薦する者。
        (4)過去の海外研修者は該当しないとする。
        (5)事前研修会に参加できる者とする。
  8.選考:研修者においては、選考会で決定し通知する。
  9.締め切り:平成16年8月30日(月)

(3)第32回サウンドテーブルテニス大会の大会開催について
  九盲連の第32回テーブルサウンドテニス(盲人卓球)大会は今年からグランドソフトボール(盲人野球)大会とは別々に開催されることになっています。今年は熊本県で11月20・21日に行われます。
  今年度からは九盲連の卓球連盟に入会して会費(団体としては年5千円、個人は年2千円)を納めないと選手として出場できないことになっています。 理由としては、平成7年度の沖縄大会から大会運営費に中央競馬馬主社会福祉財団へ助成金申請をして100万円の助成金が付くことになり、平成16年度までは助成金収入がありましたが減額となり、また次年度からはなくなるという連絡があったそうです。それからグランドソフトベースボール大会と併せて大会が開催されていたが、今回からは別々に開催されるため、参加選手も大会開催に財政的支援をしてもらうということです。

(4)沖縄国際センターの委託事業の担当職員の紹介
  平成15年度からスタートした標記研修事業、2期目の今年はコース名称も「視覚障害者自立支援のためのマッサージ指導員育成研修(アジア・太平洋)」として本格的な技術研修の内容で実施されます。担当職員が昨年の宮城勉さんから今年は座喜味まりさんにかわります。座喜味さんは青年海外協力隊に参加したり、国際協力センターに配属された経験もあり、適任者を紹介してもらえたと思っています。
  2年目の今年は9月13日から来年2月までの約半年間の研修期間ですので、長丁場でいろいろな難題、課題も出てくるかもしれませんが、研修事業の大きな成果が得られるよう頑張ってもらいたいと思います。
  【本人の自己紹介です】
  この8月からアジアプロジェクトの研修コースを担当することになりました座喜味まりです。ポーランドのグダンスクという所で2年間、日本語を教えていました。沖縄に帰ってきてから三線を習い始め、今、結構はまっています。いろんなことに興味があるので、何か楽しいこと、おもしろいことがあれば是非教えて下さい。3月までどうぞよろしくお願いします。 以上

(5)平成16年8月、9月の行事予定
8月2日アジアプロジェクト研修員選考会
8月2日職員会議
8月4日音訳奉仕員講習会閉講式
8月9日中部地区ガイドヘルパー研修会(4日間)
8月18日沖身協三者情報交換会(糸満市社協)
8月22日第12回沖縄県視覚障害者ボウリング大会
8月24日全国盲女性研修大会(大阪府) 3日間
9月19日沖縄県身体障害者スポーツ大会(北谷町)
(日程未定) 敬老の日マッサージ奉仕活動

事務局日誌

平成16年6月、7月の主な事項を報告いたします。
6月1日職員会議
6月4日壷屋の土地の境界線確認立ち会い
6月10日障害者地域活動推進事業ヒヤリング
6月17日第1回支部長連絡会
6月24日九盲連理事会(福岡市)
6月29日第1回職員研修会
7月4日那覇市視覚部役員研修会
7月4日沖縄県あはき師会総会
7月6日職員会議
7月7日琉球大学より施設見学
7月14日 福岡盲導犬訓練所長桜井氏来沖(利用希望者の面接のため)
7月21日沖縄盲学校との教育支援事業の調整会議
7月22日アジアプロジェクト幹事会(東京都盲人協会)
7月27日国建との検討会

5.雑学コーナー

  「イスラム教徒はなぜ豚肉をたべないか」
  知っている方もいるとは思いますが、インターネットの雑学コーナーから転載します。世界中のあらゆる料理を食べ、いまや食べ物なら何でもあるという日本人には縁遠い話かもしれませんが、世界にはまだ食べ物のタブーが残っていて、中でも豚肉を食べない習慣は非常に強いのです。
  豚肉を食べない人々は、回教、ヒンズー教、ユダヤ教の人達です。そのタブーは徹底していて、ユダヤ教の国イスラエルには、豚は動物園に1頭飼われているだけだそうです。日本に来ている留学生などでも、豚を料理したナベで作っているかもしれないと、レストランでの食事を断る人もいるくらいです。
  豚肉料理の好きな中国では、国民の中に回教徒も多いことから特に問題が多くて、豚皮の靴やカバンを使っていいかどうか、また豚を売った金は受け取りたくないなどと、回教徒とそうでない人の間で、もめごとが絶えないそうです。
  この豚肉を食べないというタブーは、宗教の教えに根ざしています。戒律が厳しいことでは世界でも有名なマホメットの教えですから、豚肉を食べない人々は、忠実にアラーの神をたたえてそうしているのでしょうが、豚を仇敵のように忌み嫌うことについては、ほかに理由がありそうに思われます。豚は大食で貧欲であり、やたらに太り、しかも鈍重で汚い所でも平気というイメージがあります。発情期は21日周期なので、子供を産んでもすぐ発情します。この愚鈍・無節操・不潔を体現したような習性への蔑視が、宗教の教義に裏付けされているのでしょう。
  いずれにしても、豚にとっては迷惑な話なのですが、豚は、もともと賢い動物だったのですが、人間に飼われるようになってから、今のように鈍重になってしまったといわれています。そして、羊や馬や牛のように遊牧に適さないため、農耕民族の家畜になったようです。ほとんどが回教徒である遊牧民は、農耕民族を蔑視していました。そして、農耕民族しか飼わない豚を、その習性と重ね合わせて、いっそう蔑視するようになり、これが教義の中に持ち込まれていったのだと考えられます。

6.編集後記

  8月に入り、本格的な夏到来です。本土においては地球温暖化の影響で驚異的な大雨による災害が発生しています。 沖縄においても平年以上の高 温が記録され、猛暑が続くことと思いますが、健康に留意され夏バテをし ないように頑張って下さい。今後の台風発生にも十分に気をつけて下さい。 さわやかな秋を大禍なく迎えることができるよう頑張って下さい。
  次回発行は10月です。

※「福祉会だより」は点字版・墨字版、録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。