【目次】
ホーム
事務局案内
点字図書館
マッサージ
ボランティア
ニュース



色の設定
ご案内地図

福祉会だより(2004年2月)

1.はじめに

   お正月を迎えたばかりと思っていましたのに早くも2月が始まりました。沖視協も1月5日に全員そろっての仕事始めを行い、早速日頃の業務を行いつつ本年度の諸事業の執行状況や補正予算の作成並びに平成16年度諸案件の準備に取り組んでいます。なにとぞ本年も一層のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  ところで第18回ラジオ沖縄チャリティーミュージックソンはお陰をもちまして大盛況のうちに実施することができました。皆様方のご協力に対し心から感謝申し上げます。ご存じのとおりこの催しは「視覚障害者に音の出る信号機を贈ろう」を目的にラジオ沖縄が各スポンサーの協賛を得て、毎年暮れの24日から25日にかけて24時間生放送番組を組み、県民に募金への協力を呼びかけるものです。パレットくもじを放送本部とし、ステージでは各種イベントが行われるのが年末の風物詩にもなった感があります。24時間の放送を通しての県民への募金協力は確実に目標額に達するものと確信をしています。

2.沖視協ニュース

(1)2004年年頭のあいさつ        会 長  山 田 親 幸
【年頭の挨拶(夢5つと2つの手立て)】     

   読者の皆さん、明けましておめでとうございます。「福祉会だより」の発行が2月になっているため、御挨拶がこのように遅くなりましたが、皆さんには、きっと明るい新年を迎えられたことと思います。

  さて私は、年明けらしく次の5つの夢と実現に向けた2つの手立てを捻り出しました。そこでこれらを皆様にお知らせし、出来れば「御意見を」と思っています。

  5つの夢とは、チャリティーコンサートによる会館建設資金造成、小中学校など地域が開催する生活体験講話への積極参加、就業就労の確保、重度重複者のQOL、視覚障害両親の子育て支援のことです。2つの手立てとは、地域活動への積極参加と私たち自身に付加価値を付けるということです。

  まず会館建設を推し進めるには、自己資金を積み重ね、且つ借り入れたお金を償還する見通しを立てなければなりません。そのためには、年一回とかではなく、毎年3回か4回、場所を変えて、チャリティーコンサートを開催して、2百万程度の自己資金を造る必要があります。それを、私たち自身が、従来の沖視協でのサークルだけでなく、市町村など地域の合唱団や三線クラブにも参加するなどして、チケット販売の円滑化、演目の充実に努めてコンサートの地域開催を可能にするということです。もちろん付加価値づけ(ブランド化)、つまり己の技量を磨くことを怠ってはなりません。ちなみに私も、昨年からコール西原に属して合唱を楽しんでいます。

  次に市町村や小中学校、地域団体が行なう障害者の生活体験講話の講師を積極的に引き受けるということです。皆さんの中には、自信がないとして、多分断った人もあるかと思います。それを今後は引き受けて欲しいということです。勇気がいることだし、事前の勉強が必要でしょう。そのために沖視協が、一定程度の役割を果したいということです。例えば、過去には断ったとか、こんな風にやってきているという方々に集まってもらい、経験交流とか勉強会を、定期的に持つなどです。

  3つ目が就業就労の確保です。杉山和一は管鍼法を考案して鍼治療上の視覚的バリアを取り除き、鍼を私たちの天職にしましたし、日本按摩は、衣服上より行なうを常とするをもって、視覚的なバリアがないどころか、良し悪しは別にして患者をして、気楽にさせています。また近年、市町村が実施者となっている介護保険やその横出し(独自メニュー)、あるいは谷間を埋める高齢者事業への参入が身近になりつつあるということです。ちなみに西原町では、毎火曜日、脳卒中後遺症者のリハビリがあり、それに参入していますし、また視覚障害あはき師がカウンセリングマインドや三線に熟達することによって高齢者ケアにも、より参入しやすくなりましょう。他の就労については、求職者の付加価値づけへの努力と沖視協の役割が両輪とならなければならないと考えています。

  4つ目は、視覚障害に加えて、他の障害を併せ持つ人々のQOL(生活の質)に注目した取り組みが必要です。いわゆる作業所造りがそれにあたりましょう。このような人々は、音楽に秀でているとか、粘り強いなど、それぞれに個性がありますし、また沖縄には伝統的な文化、職業、食材や料理などがありますし、これらをうまくマッチングさせることによって、付加価値豊かな作業や物造りが見出せると思います。例えば伝統的な豆腐造りなど、当事者と支援者合作のすばらしい物と事を産み出したいものです。

  最後に、視覚障害両親への子育てや学習援助、視覚障害児を持つ両親への支援(普通校に通う視覚障害児の生活学習介助など)、制度としての「障害者支援費制度」の谷間を埋める取り組みが出来ないものかということです。職員の皆さんには、国や県のメニュー事業、委託事業をこなすだけでも大変でしょうが、やり甲斐に繋がることをやってみようではありませんか。「夢あってこその成果」です。年頭に当たって大ボラを吹きました。御意見は、自宅電話ファックスなら098−945−5426、メールならsinson@mco.ne.jpへ。

(2)アジアプロジェクト事業スタート

  3年間の準備期間を経て、やっとJICAとの委託事業として契約をしたアジアプロジェクトが1月13日から40日間の集団研修がスタートしました。バングラデシュ、 モンゴル、ベトナム、カンボジア、 スリランカ、 フィジー、 マレーシア(二人)からの研修員8名が来県して研修を受けています。

  研修員は研修日程以外の余暇活動として、 通訳ボランティア、誘導ボランティアの協力を得て視覚障害者マラソン大会やボウリング月例会、サウンドテーブルテニスの体験に参加して大いに感動しています。

  資料の英訳や点字版作成、研修講義や実技のデモンストレーション、施設見学と大変繁雑な業務が出てきています。その担当職員として宮城勉さん(元沖縄県生活福祉部参事官)がお手伝いをすることになって、ほっとしているところです。しかし、初めてのアジア地域からの研修員の受け入れで、予想もしなかった諸々の業務がのしかかってきています。事務局には負担がかからないようにとの役員会での確認事項でしたが、初年度事業でそして経験の無い業務内容のため職員にも負担をかけているのが現状です。

(3)第9回視覚障害者マラソン沖縄大会報告

  標記大会が1月25日に盛会の内に終了しまた。今回は視覚障害者の参加者が2百名を越し、またマラソン、伴走者、ウォークの参加者がはじめて千人を越すという過去最高の人数でした。当日は曇りで肌寒い天候でしたが、全種目ともトラブルやアクシデントもなく無事に競技を終了しました。その後の交流会では琉球古典音楽や野外ライブを聞きながら牛汁やモズクそば、ぜんざいを食べて暖まり、参加者の皆様はほとんどの方が満足したと思います。マラソンの部は競技種目ですからまた来年に向けて記録の向上、距離の延長とかにチャレンジしていってください。

(4)宮古視覚部への台風見舞金の報告

  10月18日(土)、19日(日)の二日間、標記研修会が那覇セントラルホテルで行われました。九州各地から代表並びに関係者30名が参加、県内からは沖視協職員の皆さん、盲女性各員の皆さんが参加しました。  18日、13時より受付、14時より研修会開会、司会は当山由美子、開会の挨拶は大城淳子、沖視協山田親幸会長の歓迎挨拶のあと、オリエンテーションに移りました。助言者には九盲連副会長竹田寿和、那覇市障害福祉課主査 儀間ひろみ様。

  福祉会だより10月号で宮古地区の会員への台風見舞金の募金をお知らせしましたが、次の方々から義援金が届きましたのでご報告いたします。

  12月26日に義援金83,000円を宮古視覚部へ送金しました。

  宮古視覚部への見舞金募金名簿
<那覇市>
1.恩納晧全2.上地 和3.国吉才三4.狩俣昌勝・節子
5.吉田一夫6.島袋安子7.前泊敏彦8.佐久川正男
9.新垣栄一10.田端サエ子11.宮城良孝・光子
12.真喜志豊子13.村上ルリ子14.冨山嘉男・悦子
<浦添市>
15.末吉美千子
<西原町>
16.山田親幸17.平良政子18.浦崎直仁19.小波津正芳
20仲村渠ナヘ21金城利信
<沖縄市>
22.真部正勝23.知念幸男24.仲本弘子25.藤山久枝
26.喜友名春子27.安慶名貞子28.安慶名永吉29.松下敦子
30.元 えい子31.比嘉憲康32.坂井周二・睦子
<具志川市>
33.金城澄男34.翁長文子35.我謝 勇36.金城和江
37.久田友孝38.豊平光子39.宮里清順40.宮里春子
41.福山文子42.又吉なえ子
<与那城町>
43.山城一男44.松堂 隆45. 仲村京子46.比嘉ヒデ
47.新垣美佐子48.仲宗根美千子49.福地史子(ボラ)50.伊計安秀・勝子
<石川市>
51.伊 波 和 子52.長嶺ヨシ子53.宮城トミ54.渡久地トシ子
55.与儀カヅ子
<豊見城市>
56.大城敦子57.喜納信恒
<東風平町>
58.宮里清子59.前田芳江
<宜野湾市>
60.会員7名
61.知念静子(浦添市)62.上原興一郎(北中城村)63.大城り子(糸満市)
64.内村茂子(具志頭村)

(5)宮古視覚部からのお礼状

  平成16年1月7日に宮古視覚部の福里浩行会長よりお礼状が届いていますので、ご紹介いたします。また2月1日の音楽発表大会でも直に会長から御礼の挨拶がありましたことをご報告いたします。

(お礼状)
  この度は、心温まるお見舞い金をお贈り下さいましてありがとうございます。台風14号で受けた大きな傷も皆様方の励ましや応援のお陰で順調に回復しております。ここに改めて厚く御礼申し上げます。

  今後とも宮古地区の活動に対しご指導、ご助言を下さいますようお願いを申し上げて、書面ではありますが御礼の挨拶といたします。

(6) 第22回沖縄県視覚障害者音楽発表会開催。

  恒例となりました標記発表会は2月1日(日)に宜野湾市社会福祉センターで106名の参加者で開催されました。今回は宜野湾市身体障害者協会視覚部の創立30周年祝賀会と合同で開催したため審査、表彰はありませんでした。

  来年は本来の実施要領で開催しますので、 優勝に向けて練習に励んでいただきたいと思います。

3.お知らせ

(1)パソコン周辺機器等に対する助成事業の案内

  パソコン周辺機器等(音声ソフト、 画面拡大ソフト)を購入する費用の一部を助成する事業を実施しているところですが、平成15年度の予算はかなり余裕があるそうです。ご希望の方で、市在住の方は市福祉事務所、町村在住の方は県福祉保健部に申請をして下さい。購入費用の3分の2を助成します(3分の1は自己負担です)。助成上限額は10万円です。

  助成対象者は、県内に居住する障害者で次の各号に該当する方です。

1. 障害者手帳の等級が1級か2級
2. 過去に本事業の助成を受けてない方
3. 前年の所得税課税所得金額が特別障害者手当の所得制限限度額を超えない方

詳細についてのお問い合わせ先 沖縄県障害保健福祉課 在宅福祉係 電話 098−866−2190

(2)2月・3月の行事予定

2月1日第22回沖縄県視覚障害者音楽発表大会並びに宜野湾市視覚部創立30周年祝賀会
2月4日アジアプロジェクト県外研修(4日間)
2月5日職員会議
2月5日神戸視力センターより施設見学
2月14日 九州盲人福祉大会(宮崎県) 会長外5名参加
2月20日アジアプロジェクト閉講式
2月22日おきなわマラソンマッサージ奉仕活動
2月26日理事・評議員会

4.事務局日誌

  昨年中は皆様のご支援ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。事務局では今年も皆様のご期待に応えるべく、一層の努力をいたす所存です。よろしくご協力のほどお願い申し上げます。              
12月1日沖縄県支援事業集団研修 県庁4階
12月4日アジアプロジェクト研修員選考会
12月7日ガイドヘルパー養成講習会 南部地区
12月7日NAHAマラソン奉仕活動(沖縄県あはき師協会と共催)
12月9日ガイドヘルパー養成講習会 16日まで
12月10日ラジオ沖縄チャリティーミュージックソン編成会議
12月15日点訳奉仕員養成講座修了式(夜の部)
12月17日 視覚障害者マラソン運営部会、協議部会
12月17日なはマラソン謝恩の夕べ ロワジールホテル
12月19日点訳奉仕員養成講座修了式(昼の部)
12月19日福岡視力センターより入所案内 高口、桑崎さん来所
12月21日 宜野湾ライオンズクラブ クリスマスプレゼント贈呈式
12月24日チャリティーミュージックソン
12月26日点訳奉仕員養成講座修了式(昼の部)
平成16年1月
1月5日御用始め 県、関係団体年始あいさつ 会長、副会長同行
1月7日音訳講習会修了式
1月8日職員会議・アジアプロジェクトボランティア講習会 
1月13日アジアプロジェクト事業開始
1月18日視覚障害者マラソン試走会
1月20日視覚障害者マラソン全体会議
1月20日障害者雇用推進会議 沖縄労働局
1月21日マラソン大会協賛金贈呈式・記者会見 那覇市長室
1月25日第9回視覚障害者マラソン沖縄大会

5.ありがとうございます。

  (1)1月13日  牧志泰三様より故・牧志幸子様の香典返しとして20万円のご寄付がありました。

  (2)1月26日 名護市の島 保様から1万円のご寄付がありました。

  (3)1月30日  アジアプロジェクトの講師をしていただきました緒方昭広様(筑波大学付属盲学校教諭)から2万円のご寄付がありました。

6、あとがき

  新年を迎えても不況風はまだまだ厳しいようです。しっかりと足元を固めて頑張りましょう。

  福祉会だよりは会員からの情報や市町村福祉主管課からの情報提供など、みんなの役に立つものに育てていきましょう。各支部からの便り、ご意見等の投稿をお待ちしています。

  次は4月の発行となります。お元気でご活躍下さい。

☆ 「福祉会だより」は点字版・墨字版、 録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内視覚障害者及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。