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福祉会だより(2003年10月)

1.発行にあたって

  中秋の候、皆々様におかれましてはお元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。 また台風14号、15号と立て続けに宮古や沖縄本島を襲った台風でしたが、被害を被った方々にはお悔やみを申し上げます。

  早いもので本年度も後半にさしかかりましたが、皆様方のいつも変わらぬご協力とご指導に支えられ、当初計画の事業や日常業務はここまで滞りなく進んできております。8月21日には支部長会議をひらき、これから予定されている行事への取り組みになどについてご審議をいただきました。早速各支部に持ち帰り順次準備に取り掛かっていただくことになっておりますので、各支部の皆様方にはこれまでどおり、ご協力をよろしくお願いいたします。

  さて、平成16年度の福祉施設建設整備計画を策定する沖縄県福祉施設整備調整会議が8月5日に開催されました。沖視協も高橋記念会館建設整備計画書を作成し、提出していましたが財源内訳で自己資金の確保と医療事業団からの長期借入金の償還計画が不明確であるとの指摘で審議委員会には取り上げられないとの通知を受けています。

  今後は主管課である障害保健福祉課と長寿社会対策室と協議を重ね、建設資金自己財源の確保、事業計画、施設の内容等を検討していきながら平成16年度の前倒しか平成17年度に建設が実現できるよう、各方面に援助、協力要請をしていきますので、皆様方にも財源面での絶大なるご協力をお願いいたします。

2.沖視協ニュース

(1)宮古地区視覚部会員への見舞金カンパへのお願い

  宮古が8月の台風14号で直撃を受け、莫大な被害を受けたことはマスコミの報道で既にご承知のことと思います。宮古地区視覚部の会員の方々も少なからず被害を被り、日々の生活に様々な不便をかこったと思われます。そこで相互扶助の精神に則って宮古地区の会員へ見舞金を贈り、これからの社会生活の立て直しの意欲向上と励みになるよう協力をしていきたいと存じます。つきましては、皆様には出費多端の折りとは存じますが一口千円のカンパをお願いしたいと存じます。支部毎にまとめていただき、事務局までご連絡を下さい。なお、支部未結成の地区の方は面倒ではありますが、ご持参ご送金下さいますようお願い申し上げます。

(2)支部長連絡会の報告

  8月21日支部長会を開催し、今後の事業、行事の調整をいたしました。第11回沖視協ボウリングは8月24日に終了しました。第18回沖縄県視覚障害者卓球大会と第22回音楽発表会の日程と予定が決定しましたのでご報告します。卓球大会は10月26日、場所サンアビリティーズ浦添で開催します。音楽発表会は平成16年2月に宜野湾市視覚部の創設30周年祝賀会と合同で開催することに決まりました。第9回視覚障害者マラソン沖縄大会は1月25日に開催します。

(3)第11回沖縄県視覚障害者ボウリング大会報告

   標記大会は8月24日(日)浦添市のてだこボウルで49名の参加者で開催されました。全盲の部、弱視の部、一般の部、小学生の部で熱戦が展開されました。 成績は次の通りです。全盲1位知花光英、2位当山 勲、弱視の部1位多和田真助、2位火比嘉一盛、一部の部1位玉城和也、2位当真嗣廣、小学生の部1位浦添まさと、2位多和田みき。競技終了後は表彰式が行われ、各部門の優勝者にトロフィーが山田親幸会長より手渡されました。また跳び賞に当たった人もビールや米、パイプチェアやCD券などそれぞれの賞品をもらって大喜びでした。会場であるてだこボウル様からは、今年もトロフィーや豪華賞品の寄贈をいただきました。ご報告いたします。

  今回入賞した方々は日盲連主催の第1回視覚障害者ボウリング大会に県代表として派遣されます。

(4)第39回沖縄県身体障害者スポーツ大会金武町で盛大に開催

  9月7日、県身体障害者スポーツ大会が金武町で開催されました。当日は開会式終了後に雷を伴う豪雨が襲い競技が中止されるのではないかと思われるほどの激しい豪雨、しかし30分程度でからっと晴れて爽やかな秋晴れになりました。

  障害別の各種目が行われ、視覚障害の部門で表彰台にあがるのは顔なじみの方、新人で名前が分からない方も多く出場者もわずかではあるが入れ替わりが出てきているようです。市町村郡部別対抗では浦添市が優勝、2位那覇市、3位に南部地区が入賞しました。来年は北谷町で開催されます、皆さんも練習を重ね出場できるよう体力と技術向上に頑張ってください。

(5)マッサージ奉仕活動

  今年も敬老の日にちなんだ沖視協と県はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師協会との共催でマッサージ奉仕活動を展開いたしました。今年は北部地区の会員との交流を兼ねて、名護市の名護厚生園で奉仕活動を実施しました。

  9月14日午前11時に沖視協をマイクロバスで名護市へ、パイナップルパークで昼食を済ませて名護市の名護厚生園で2時から4時までマッサージ奉仕活動を行いました。参加者23名がセンターの利用者100名近くのおじいさん、おばあさんをマッサージして大変喜ばれました。会員の皆さんご苦労様でした。次の方々に協力をいただきました。当山勲、 当山由美子、 前泊敏彦、 田場 上、 比嘉武司、 坂田光子、坂田達昌、渡嘉敷綏秀、冨山嘉男、佐久川正男、宮城永全、小波津正芳、金城利信、大城敦子、仲宗根健次、大城伸久、大城一之、安里行雄、山入端康秀、沖視協職員4名

(6)訃 報

  宮古城辺町の与那覇武一さんが亡くなられました。謹んで各位にお知らせします。

(7)事務局日誌

  8月、9月の事務局日誌より主だった行事、業務を紹介します。

8月5日国際どおり舗道点字ブロックのデモンストレーション
8月5日沖縄県身体障害者福祉大会運営委員会
8月8日総合避難訓練
8月11日西原小学校5年生施設見学
8月21日第1回支部長連絡会
8月24日第11回沖視協ボウリング大会
8月29日社会福祉施設予算対策協議会総会
9月5日障害者雇用月間キャンペーン
9月5日宮古地区歩行講習会
9月6日身障スポーツ指導員講習会 
9月7日沖縄県身体障害者スポーツ大会  金武町
9月9日リハビリテーション学院より施設見学
9月14日海外日系人協会よりマッサージセンターの見学
9月16日敬老週間マッサージ奉仕活動
9月17日障害者基本計画素案説明会
9月17日国際どおりバリアフリー検討会
9月18日県より行政監査
9月29日日盲連より点字プリンターの視察
9月30日社会参加強化育成三者情報交換会

3.お知らせ

(1)第9回視覚障害者マラソン沖縄大会

   2004 ふれあいマラソンたまぐすく−が、平成16年1月25日(日) 沖縄県立玉城少年自然の家をスタート・ゴールに行われます。申込期間は平成15年10月31日(金)〜11月28日(金)となっておりますので、多くの方がご参加されますようお願い申し上げます。なお、参加申込書の配布時期につきましては10月下旬ごろとなります。  

(2)第4回視覚障害者伴奏ボランティア育成講習会の案内

  沖縄伴奏ランナーネットワークでは沖縄ロープランナーズの協力で伴走ボランティアの育成のため9月25日から10月23日までの毎週木曜日、午後6時半から8時半まで南風原町の黄金森陸上競技場で講習会を開催します。視覚障害者への接し方、手引き歩行やロープでの伴走での実技練習もありますので視覚障害者の方々もふるって参加をしていただきたいとの要望があります。

  お問い合わせ、申し込みは098-853-0644平良進、098-868-5168大見謝辰男まで。

(3)10月、11月の行事予定

    
10月1日主任会議
10月2日職員会議
10月3日アジア太平洋視覚障害者マッサージ支援事業幹事会
10月5日那覇市視覚部卓球大会
10月14日第9回視覚障害者マラソン実行委員会
10月18・19日九盲連女性部指導者研修大会 那覇セントラルホテル
10月23日第46回沖縄県社会福祉大会
10月26日第18回沖縄県視覚障害者卓球大会
11月1日芭蕉の会交流会
11月4日主任会議
11月6日職員会議

4.−ありがとうございました−。

  (1)9月1日、前川(旧姓 喜屋武)真弓さんから建設資金として1万円のご寄附をいただきました。

  (2)点字図書館へ次の方々より図書整備費としてご寄付をいただきました。
・石川京子(音訳ボランティア)10,000円
・仲真良春(利用者)7,400円
・村上博子(利用者家族)20,000円
・大城 学(利用者)10,000円

5.全国青年研修大会に参加して  盲青年部 野原秀次

  私は、7月19日から21日に掛けて長崎県で行われた全国盲青年研修大会並に九州盲青年研修大会に福里和広、与座健作の3名で行って参りました。

  19日の朝、飛行場へ向かうタクシーのニュースで、福岡は豪雨で、長崎では列車事故があったとの事。自分は知らなかったのでこれは大変だと思いながら向かいました。

  福岡へ到着するまでは順調だったのですが、予定していた地下鉄や列車が使えず、高速バス乗り場へ向かうタクシーの中でも、大渋滞しているから様子を見たら良かったのにと言われてしまい、主催側も九州全域が混乱しているらしく負担を掛けました。高速バスでも高速道路が交通止めで渋滞し諦めて乗り降りする人がちらほらいます。スムーズに動き出すまで5時間も掛り、到着するまで9時間掛りました。という事で1日目はハプニング対処訓練の1日となり、予定の会も延期となりました。 2日目は午前中に分科会で福里部長と社会分科会に参加しました。

  バリアフリーや啓蒙活動など議論されました。研修のテーマが、盲ろう者とのコミュニケーションとなっていましたが、職業がらか、盲の老人と思い申し込んだのですが、盲聾の人でした。それはサテオキ全国には2万人ほど盲聾者がいるそうです。

  盲か聾の片方の障害の場合は、何とか出来ても、両方の場合は落ち込み、コミュニケーション障害となり閉じこもりになる人もいるそうです。まず、盲と聾の障害が同時に発生するより、盲に聾が加わったり、聾に盲が加わったりして、時間差がでれば、獲得出来ているコミュニケーション手段があるので、対象者に合ったコミュニケーションを用います。

  盲の場合は小さなパーキンスで書いた細長い紙テープに点字を書き、これを用いれば大勢でも横に送って伝達出来るそうです。

  手文字という方法もあります。手や背中に指で字を書きます。子供の頃はよくやりましたが、カタカナを忘れたり集中力がなくなり、よく分かりませんでした。 他に指点字と言い、手を合わせるか、上から手を重ねて、指に点字をパーキンス方式で書きます。これも慣れている方はぽんぽんたたいても分かるそうですが、1本づつ置いて確認しないと理解出来ませんでした。

  次は手話です。弱視の方は接近手話が出来るそうです。全盲は両手をくっ付けて手振りでやります。意外と分かるものでした。ちなみに、野原と申しますの表現は、カタカナのノのように上から下に人差し指から親指に向かってなぞります。原は腹に手を当てます。申しますは握手をするように相手に手を伸ばします。

  自分は一度も盲聾の方と接した事がないのですが、参加者は交流し、通訳のボランティアをしている方もいるようです。聾話者とは交流が難しいと思っていたのですが、意外と手段はあるのだと感心し、ボランティアグループが作り上げた盲聾者が交流出来る場に、感謝したいと思います。

  午後は、便利な道具やパソコンソフトを見てきました。中でも音声タグリーダーというのが珍しかったです。その後に代表者会議に出てきました。 途中参加だったのですが、丁度地方提出議題議論中で、無資格者に差をつけるためにも勉強会や技術を開いてほしいと話し合われていました。来年の全青研は50周年大会で、8月20日から22日にかけて東京都渋谷区のオリンピック青少年センターで行われる予定だそうです。スポーツはフロアバレーです。

  翌日は大会だったのですが交通機関が心配で少し早めに帰って来ました。今回は少しドキドキの参加でしたが全国の方ともふれあい刺激になりました。どうもありがとうございました。

6.第49回全国盲女性研修大会の報告  盲女性部長 田端サエ子

  7月31日(木)から8月2日までの三日間にわたり標記大会が岩手県花巻市の温泉ホテルセンシュウ閣で全国各地からボランティアを含む関係者およそ400名の参加で盛大に開催されました。沖縄県から当山由美子、沖視協職員の上原典子さん、そして私が参加しました。私たちは午前8時に那覇空港から名古屋経由で花巻空港へ、空港からはホテルのバスで会場まで移動しました。1日目は会議への参加はなく、懇親会に参加。

  2日目は午前9時30分から11時30分まで代表者会議。議題は(1)平成14年度事業報告、収支決算並びに監査報告。(2)平成15年度運動方針並びに事業計画、予算。(3)ブロック提出議案の審議。(4)宣言案、決議案について。(5)第50回全国盲女性研修大会について。(6)会報「あかね」について

  第50回全国盲女性研修大会は大阪府で平成16年8月24日(火)から26日(木)まで都ホテルで開催される。50年ということで記念誌の作成、記念品について、表彰者について審議されました。資金集めについては各県一口5千円で何口でもかまわない。個人では一口千円以上ということで承認されました。

  12時30分から14時30分 研修会。1部は朗読と講演「宮沢賢治の心」(優しさの源)目で見るのではなく、心の目で見て、風を感じ音を感じ、晴眼者でも目を閉じて心の目で感じましょう。心に残る講演でした。2部はレポート発表と意見交換、発表者は各ブロックから1名、テーマは「共に生きる」九州ブロックは沖縄県の当山さんが発表しました。共に生きるということについては皆同じ考え方だとは思いません。ラジオと共に地域の方々と共に友達と共に自分が変われば人も変わる、家族と共に生きる。

  助言者からの意見として、ここに参加している方々は健常者とあまり変わらないが、閉じこもりがちの方々を社会に参加させて健常者と共に生きるということと支援費制度の問題や福祉の後退がないように自分たちの力で勝ち取っていきましょう。という助言でした。

  6時半からの懇親会では、中座をさせないために中間と最後のほうに抽選会があったのはいい方法だなあと思いました。初めての試みだったと思います。 懇親会終了後、9時30分から11時まで九州地区の部長会議

  議題 (1)九盲女性指導者研修。沖縄県で10月18日(土)、19日(日)那覇セントラルホテルで開催。日程は13時受付、14時開会、17時から18時まで部長会議、18時30分から21時まで懇親会。19日は9時30分から11時 研修会 テーマは「組織強化について」「支援費制度について各県の情報交換」助言者については支援費制度に詳しい方をお願いする。宿泊1万3千円、参加費1,500円。

  (2)第36回九盲女性研修大会が平成16年7月25日(日)、26日(月)北九州市八幡ロイヤルホテル、研修方法については未定。

  (3)全国盲女性大会の寄付金集めは熊本県の口座を使う。3日目 全国盲女性大会。1部式典は10時から11時。2部議事は11時から12時 議題1.代表者会議の報告と承認。 2.研修会の報告と承認 3.宣言案、決議案の採択

  大会終了後はホテルで昼食を済ませ、ホテルのバスで花巻空港へ向かいました。空港でもボランティアの方がおられて私たちが出発するまで一緒にいてくれました。ボランティアの方とゴーヤーの料理の仕方や沖縄のPRもでき、楽しい一時でした。私たちは名古屋空港経由で無事に帰ってきました。那覇空港に着いたのが午後1時出した。実り多い研修だったと思います。

   最後に大会派遣に際し、関係機関、諸団体の皆様方に対しまして厚く御礼申し上げます。今後ともよろしく

  決議文を記載します。1. 現行では日常生活用具給付を受ける場合や支援費の算定基準を受給者の家族総合総合所得が対象とされているが、これらのものを受給者本人の所得のみの裁定されるよう法の改正を要望します。

  1. テレビの緊急放送、外国語を翻訳した字幕スーパー、文字放送等の音声化を要望します。

  1. 色を識別し、音声表示をする機械を日常生活用具品目に加えていただくよう要望します。

  1. 障害者が生活の基盤としている障害基礎年金を1級障害者は月額10万円以上に、2級障害者は月額7万5千円以上に引き上げていただくよう要望します。

  1.視覚障害者が外出する際の移動の安全を確保するために費用負担の点でも手続きの点においてもガイドヘルパーを利用しやすい条件を整えていただくよう要望ます。

  1. IT時代に即応し必要な情報を自由に入手するために視覚障害者に使いやすい機器の開発と適切な指導者の養成を要望します。

  1. 居住している地域によって福祉の恩恵を受ける不平等差をなくすための打開策を要望します。

  1. 視覚障害者が交通機関を利用する際、段鼻に鮮明な色表示を、社内放送の鮮明さ等配慮を要望します。

  1.家庭電化製品など使い勝手のよいように点字化、音声表示を要望します。

【あとがき】

  10月に入り、すがすがしい季節になりました。芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と何をするにも最適な時期です。それぞれの秋を謳歌して下さい。10月26日は第18回沖縄県卓球大会が開催されます。上位入賞を目指して各地区での練習にお励み下さい。

  福祉会だよりをみんなの情報交換の会報として育てていきましょう。各支部会員からのお便り、ご意見等の投稿をお待ちしています。次は12月の発行となります。お元気でご活躍下さい。

☆ 「福祉会だより」は点字版・墨字版、 録音版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内視覚障害者及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。