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【目次】
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福祉会だより(2003年4月)
1.発行にあたって読者の皆様お元気でお過ごしでしょうか。4月1日には辞令交付式を行い、15年度の事業が本格的に開始されました。視覚障害者福祉事業がさらに進歩するよう役職員一丸となって取り組んでまいりますので本年度も皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 本年度の事業計画で特記すべきことは、昨年に要望書を提出してありましたアジア太平洋視覚障害者職業自立支援事業がこのほど採択され、平成 15年度の事業開始に向けて動き出します。また昨年に引き続き沖縄県視覚障害者総合福祉センター(高橋記念会館)建設推進に向けての運動、折衝活動を続けていく所存です。 どうぞ会員の皆様並びに関係団体、関係機関の皆様方の強力なるご支援とご協力をお願い申し上げます。
2.沖視協ニュース(1)第56回九州盲人福祉大会(福岡市大会)報告書 田端サエ子去る2月16・17日の二日間にわたり標記大会が福岡市のホテルニューオータニ博多で開催されました。沖縄県から島袋会長をはじめ6名が参加しました。私たちは16日の午前8時に那覇空港から福岡空港へ、そしてタクシーで大会会場へと移動しました。 分科会が12時から14時まで開かれ、私たちは3分科会(福祉、職対、体育)に別れて出席。私は福祉部会に出席しました。そこでは各県から提出された7議題について討議されました。沖縄県からの「ガイドヘルパー事業を支援費制度の在宅サービスから外して単独事業として現行制度で実施するよう社会福祉法の見直しを要望する」を提案しました。ほぼ同議題が福岡県からも出されていていろいろな意見や問題点などが出ました。中央のほうでもいろいろなことについて国に対して陳情しているとのことでした。 14時45分〜17時、代議員総会が行われました。平成14年度事業報告、決算報告、平成15年度事業計画案、予算案が審議され承認されました。引き続き分科会報告が行われました。代議員総会終了後、17時から18時まで九州女性部長会議が行われました。 2日目は1部式典が10時から開式され、歓迎の挨拶、表彰、来賓挨拶があり、引き続き11時から第2部の議事が行われました。平成15年度運動方針、宣言、決議案が採択されました。第3部は日盲連の笹川吉彦会長により「中央における最近の情勢」という演題で記念講演が行われました。第4部、閉会式では次期開催地の宮崎県馬場弘会長から参加協力のあいさつがあり、第56回九州盲人福祉大会を閉会しました。大会終了後は福岡空港から2時過の便で帰ってきました。 最後に大会派遣に際し、ご協力下さいました関係機関、諸団体の皆様に対して感謝申し上げます。 平成15年度は九州盲女性指導者研修会を沖縄県が当番として開催しますのでよろしくお願いいたします。 次に決議案を記載します。 1.視覚障害者の働く権利を保証し、自立の道を守るために「アハキ師等法 第19条の改正」を急ぎ、整体カイロなど無資格者の取り締まり強化対策を要望する。 2.視覚障害者の職域を確保拡大するために、機器の開発など労働条件の整備や、特別養護老人ホームへの就労など雇用を促進するための運動を要望する。 3.4月よりスタートする支援費制度を注意深くチェックし、情報提供やホームヘルパー・ガイドヘルパー事業の、円滑なる運用と福祉サービスの低下がないよう要望する。 4.視覚障害者の情報バリアを解消するために、公的文章の点字標記・各種点字サインの充実と、視覚障害者のために開発されたパソコンソフトや周辺機器などを日常生活用具の給付品目に加えるなど、前向きな検討を要望する。 5.安全で快適な移動環境を整備するために、駅ホームやバス停留所における安全対策・行き先案内など、視覚障害者に配慮した対策の実施と、音響信号機や誘導システムの全国統一、自転車のマナーの指導取締を要望する。
(2)おきなわマラソン奉仕活動ご苦労様
(3)九州盲社会人卓球大会派遣選手選考会の報告
(4)4月・5月の行事予定
4.事務局日誌
5.ありがとうございまいました(1)沖縄点字図書館創設30周年記念事業の繰越金から建設資金積立金として20万円の寄付をいただきました。(2)3月4日、照屋美代子様より故照屋三郎様の香典返しとして金一封のご寄付がありました。 (3)3月19日、沖縄県視覚障害者協会後援会からの法人運営費として100万円のご寄付をいただきました。 (4)3月20日、沖縄県はり、きゅう、あん摩・マッサージ・指圧師協会から建設資金積立として3万円のご寄付をいただきました。 皆様ありがとうございました。寄せられましたご浄財は、芳志者のご意向に沿うよう有効に活用させていただきます。
6.読者のコーナー第12回メイプル耶馬タンデムサイクリング大会報告 仲 村 宮 子大分県で開催されたメイプル耶馬タンデムサイクリング大会へ私と沖視協職員の糸嶺成美さんと二人で参加しました。 3月15日、全日空で大分空港へ到着し、オリエンタルホテルにて宿泊。16日の8時30分発の送迎バスにて会場へ到着。10時開会式。視覚障害者のガイドの説明や競技の説明、安全なサイクリングの説明と保安員の紹介、選手宣誓。 当日は雨で、サイクリングの実施が危ぶまれましたが、雨具を身にまとい、雨の降りしきる悪条件の中での決行でした。自転車に乗ったことのない私は、果たして12キロ走れるかどうかとても不安でした。前に乗ったボランティアの方が「今は山国側を走っています。」「菜の花が咲いています。」「杉の木がいっぱいですよ」「下り坂になりますので、こぐのをやめましょう。」「トンネルに入ります。」などなど、こと細かく説明して下さり、あれほど不安だった気持ちが爽快ささえ感じました。また、休憩所では地元の方がお茶の接待をして下さり、漬物やクッキーや果物をいただきながら会話を交わすものも楽しい。ゴーヤーの漬物を出して下さったときには驚きました。 このタンデムサイクリング大会は、ただサイクリングするだけではなく、ペアとなったボランティアの二人で答えるというクイズもまた楽しいものです。出発前に絶叫コーナーで「しっかりこぐぞ」と叫び(100フォーン)出ました。水温当てや俳句作りなどです。開会式の際にはゲームやクイズの成績発表が行われました。 サイクリング大会と並行して会場では、イベントも開催された。九州電力コーナー、陶芸機器コーナー、三菱プレジデントコーナー、ふれあいコーナー、満腹コーナーなどです。ふれあいコーナーではアコーディオンの伴奏にあわせて歌を歌ったり、満腹コーナーでは地元邪馬渓でとれたイノシシ汁やおでん、ぜんざいなど冷えた体を温めました。 タンデムサイクリング大会は視覚障害者のアウトドアスポーツになると思いますので、県内でもサイクリングロードで乗れることを期待したいと思います。 メイプル耶馬タンデムサイクリング大会はサイクリングを楽しむだけでなく、視覚障害者とボランティア、地域住民との交流の場となっていることを感じました。再度参加したいと思います。
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