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福祉会だより(2002年10月)
1.事務局だより朝夕は秋の気配が感じられるようになりました。皆様にはご健勝にてご活躍のことと拝察いたします。秋はスポーツ、読書、旅行など何をするにも絶好の季節です。本土からの観光客も灼熱の夏を避けて訪れる観光客も多いようです。最近の笑い話に、観光客の一人が北部の山を眺めながら、「珍しいですね沖縄の木々も紅葉するんですね、それに本土よりも早いんですね。何という木ですか。」と聞かれ、ガイドさんいわく「あれは琉球松です。」と答えたそうです。 さて、10月は福祉関係機関のさまざまな啓蒙、啓発のための各種行事が展開されます。どうか各地域での行事に積極的に参加をされて、視覚障害への理解を深めてもらい、障害者福祉の向上や社会参加促進のために大きな成果が得られることを願っています。 2.沖視協ニュース(1)敬老の日、マッサージ奉仕活動の報告毎年敬老週間に沖縄県はり・きゅう・あんまマッサージ指圧師協会と共催で実施しているマッサージ奉仕活動を、今年は豊見城市にある介護老人保健施設「はまゆう」で実施しました。新しくとても豪華なホールと大滝を施した庭園など配置したすばらしい施設でした。同センターを利用されているおじいさん、おばあさんは昼食を終えて2時半からのマッサージを待ちかねていたそうです。マッサージ室と入所されている方々の部屋を巡回して施術した人数は約80名。体をほぐしてもらい、「体が軽くなった」、「足腰に元気がよみがえった」など大変喜んでいました。また見舞いに来られていた家族の方々からもお礼をもらいました。今回参加された皆様は20名で、次の方々です。 当山 勲、比嘉武司、田端サエ子、前泊敏彦、宮城永全、譜久村裕邦、金城武則、大城淳子、広山栄喜、大城堅伸、比嘉吉雄、金城利信、渡嘉敷綏秀、嶺井雄八、高良幸助、上地 忠、上原 光、坂井ミツ子、服部功、狩俣昌勝の20名と島袋会長、職員の計24名が参加しました。皆さん大変ご苦労様でした。 (2)第34回九州盲女性研修大会(福岡市大会)報告 仲村宮子 第34回九州盲女性研修大会は平成14年7月28、29日の両日、ホテルニューオオタニ博多において200人余が参加し開催されました。 沖縄からは部長代理の私と当山由美子、当山ゆり、沖視協職員の糸嶺成美さんの4名で参加しました。 1日目は12時30分から研修会 テーマは「心とからだの身だしなみ」 レポーターとして沖縄からは当山由美子さんが発表しました。 とても奥の深いテーマだと思います。日常の体験から出たテーマですの、多くの意見が出されました。例えば、からだの身だしなみはTPOに合った装いをすることである。しかし最近の傾向としてその場に合った服装を着てくる人が少なくなった。友達とお茶を飲むような格好で、パーティーや式典などに参加する人がいる。入学式に和服を着ていったら見つめられた、などなど。 心の身だしなみは人を思いやる心、感謝する心。年を重ねるごとに容姿・容貌は変わってくるが、心の内面から出てくる美しさというものは、一生要るものである。 助言者からの提言としては、身だしなみにかかわらず、すべてに情報をうまく取り入れ、周囲の人を利用した「音かがみ」を利用して自分の身だしなみに気をつけること。心の身だしなみとは自分の存在価値を意識して、生きがいや目的意識を持ち、常に気配りすることである。 研修会のうと部長会議が16時から17時30分まで行われ、そこでは平成13年度の事業経過報告と収支決算報告、14年度の予算案の審議がなされた。18時30分から懇親会で1日目を終えました。 2日目は、9時30分からアトラクションがあり、内藤律子さん(全盲女性)のピアノ演奏と木村鈴代さんのソプラノ独唱がありました。 10時から第1部式典のあと第2部記念講演、講師は社員教育インストラクターの白梅英子氏。演題は「心とからだの身だしなみ」 人に良い印象を持ってもらうための4つのポイントを、実技を交えながら教えていただきました。1.表情、2.挨拶、3.態度、4.言葉づかい。とても参考になりました。 第3部は研修会報告、宣言案、決議案が採択されました。 九州地区の盲女性が一堂に会し、親睦を深め情報交換ができ、とても意義深い大会だったと思います。最後に大会派遣に際し、ご支援ご協力をいただきました関係機関に対して、心より御礼申し上げます。 (3)九州盲青年指導者研修大会報告 福里和弘 標記大会は6月8日・9日(土・日)の2日間の日程で宮崎市のホテルプラザ宮崎を会場に開催されました。九州各県・政令指定都市の盲青年部の代表約30人が参加。沖縄県からは仲村渠弘康とわたしが参加しました。 研修会では、日ごろの青年部の活動報告や視覚障害者を取り巻くさまざまな問題について意見交換をしました。また各青年部の代表者からは「若い世代の入部者が少ないこと」「部員の高齢化が進んでいること」が共通の問題としてあげられ、これからの盲青年部活動の在り方について検討しました。 2日目は宮崎市から車で1時間ほどの綾町にある酒泉の森へ移動。自然豊かで広大な敷地にはビール工場・酒造所やレストランがあり、私たちは地ビールの製造過程の見学や軽食をとりながら交流を深めました。 (4)第48回全国盲女性研修大会報告書 大城り子 第48回全国盲女性研修大会が8月26、27、58日の3日間にわたって、岡山県の岡山ロイヤルホテルで700名の参加者で盛大に開催されました。 沖縄県からは上地和、職員の上原典子と私が参加しました。私たちは2日目の代表者会議から出席しました。9つの議題については活発な質疑や説明があり、真剣に取り組む姿勢には感心しました。 決議案は次のとおりです。 1.支援費制度の実施にあたり、ガイドヘルプ派遣事業が今より低下することのないよう適切な措置を要望します。 1.障害基礎年金を1級は10万円以上、2級は7万5千円異常に月額支給額引き上げを要望します。 1.障害者基本計画の策定にあた理、視覚に障害を持つ女性たちの日常生活の快適さと、高齢に際して起こる諸問題に対する配慮を強く要望します。1.ITに対応するために視覚障害者の使いやすい機器の開発と適切な指導 者の養成と派遣を要望します。 1.視覚障害者が自由に金融機関を利用できるよう、現金自動預払機(ATM)が音声や点字により全盲でも使えるシステム開発と窓口での代筆サービスを要望します。 1.音声によって色を識別する機械を日常生活用具に指定されるよう要望します。 1.日常生活用具支給に際し、世帯所得ではなく受給者本人のみの所得のみ対象とすることを要望します。 何とか、この決議を実行させてみたいものですね。 午後からは第1部講演、「母を語る」。第2部レポート発表と意見交換が行われました。テーマは「旅に学ぶ」 講演は、元岡山県立岡山盲学校教頭大島健輔氏の亡き母の思い出をしみじみと語ってくれました。 先生は戦争中に爆弾にやられて眼と片腕を失って障害者になりました。落ち込んでいるうちに母が盲学校で点字を習ってきて病床にいる息子に点字を教えたそうです。気落ちしていた自分が恥ずかしくなり、よし、頑張ろうと元気づけられた。その母も90歳の長命で亡くなったそうです。母のおかげで今の自分がいることをとても感謝しているそうです。 第2部のレポート発表では、8名の方々が「旅に学ぶ」−心に残るあの日あの時−という題でいろいろ旅の体験談を発表してくれました。その中で印象に残ったのは大阪の方のお話しでした。子供を出産後、網膜色素変性症と診断され子供さんの1歳の誕生日を迎えたころ完全に失明したそうです。子育てに大変ご苦労なさったようです。15年過ぎたころ大阪市視覚障害者福祉協会の存在を知り、点字や料理、手芸などを習い、友人もたくさんでき、スポーツセンターにも通い始め、水泳やフロアバレーボールにも挑戦するようになった頃、夏山登山に誘われ初めて標高3096メートルの乗鞍岳に挑戦しました。眼は見えなくとも私にはできるんだという自信がつき、それからは日本中の山を歩いたそうです。山ではボランティアのリックにロープを結び、軽く握って歩いたそうです。階段になっていますよ、右側が切れていますよ、慎重にねーなどと声をかけてくれます。周りの状況や景色を説明してくれるそうです。草花や木々にふる野鳥の声、谷のせせらぎの音、土の匂いなど全身で感じながら楽しく探索するそうです。今年の3月にはマレーシアのカナバル山にも挑戦しました。1回目はスイス、2回目は中国、3回目の外国の山だそうです。障害者でもやろうと思えば何にでも挑戦できるという自信がつきました。 28日の最終日は飛行機の都合で10時49分に会場を後にしました。夕方、無事に帰ってきました。 (5)10月、11月の行事予定
3.お知らせコーナー(1)第8回視覚障害者マラソン沖縄大会の開催について今年度も本会共催のもと平成15年1月26日(日)に、第7回視覚障害者マラソン沖縄大会を開催いたします。申し込み受付は10月下旬より11月30日までとなりますので、多数の方々がご参加下さいますようお知らせいたします。 (2)平成15年度盲導犬給付事業の実施について 沖縄県では平成15年度も盲導犬給付事業を実施しますが、現在1頭分しか予算計上されていません。次年度の予算要求に向けて、どれくらいのニーズがあるのかを把握する必要があります。盲学校卒業見込みの方々も対象となります。また、年齢制限についても勘案することもできます。希望者または興味をもっている方々はご連絡下さい。また近くの知り合いの仲間にもご周知のほどをお願いいたします。 (3)居宅生活支援費に係る訪問調査への協力について 平成15年度から支援費制度がスタートします。それに向けて那覇市では利用に関する意向を確認するための訪問調査を行う予定です。皆様方のご協力をお願いしますとの依頼がありましたので、那覇市在住の皆様には調査員の訪問時または電話での問い合わせ等の際はよろしくお願いいたします。 (4)点字図書館からの報告とお知らせ 沖縄点字図書館創設30周年記念式典は7月に終えましたが、その後次の方々からご寄付がありましたのでご報告致します。知念進様(那覇市)、隈元芙美子様(友の会)。寄付金は145件、2,978,508円となりました。 (5)プレクストークの返却と貸し出しについて プレクストークを借りている方で、機器を家で放置している方は返却して下さいますようお願いいたします。予約待ちの方がおります。また、利用したい方は予約待ちになりますが、受付しております。来館できない方の借りる時と返却の時の送料は利用者負担となります。申し込みは沖縄点字図書館866−0222 上原ヨネ子まで。 4.読者のコーナージョートー掃除機 匿名希望「こんなのがあったら、便利だとおもいませんか。」「そうですね〜、便利ですね。」「もし、これが買えるとしたらいくらぐらいなら出そうと思いますか?」 え、いくらと聞かれてもねえ。うーん。「高いんでしょ」さぐりを入れて見る。「もちろん高いですよ(にっこり)」 こうして始まったセールスマンとの駆け引きは、結局敗北・・・いや、購入&ローンの手続き(5年ローンを組むくらいの高価なものだった)という結果におわった。 ローンま返済をしつつ、「なんで?」と自分は棚の上の奥のほうに置いといて、あのとき一緒に購入を決めた夫を責め続けている。買ったのはスチームで汚れを落とす掃除機。わたしは一応は止めたのだ。「掃除をしないわたしが買ってもぜったいに使わない。あんたが使うというなら買ってもいい!」と。が、止めたことになっていなかった。 それまで、「買いたい」なんて一度も思ったことのない製品。初めて出会ったモノ。ウチはただ換気扇の掃除をお願いしただけなのに、いつの間にか・・・というわけなのだ。もともと換気扇の掃除だって、掃除しなくちゃと思っていたわけでもなく、電話セールスが「安いお得」を連発するものだから、「それなら」と予約したもの。 後悔するぐらいなら、クーリングオフすればよかったのにと思うでしょ。ところが、クーリングオフ期間はぜんぜん後悔していなかったのだ。それどころか、ジョートー掃除機購入に夫婦で興奮し浮かれてた。買う前に、ある意味洗脳されているのだからしかたがない。 確かに掃除機自体はジョートーなもの。換気扇の油汚れも、蒸気の力でこすらずに落とせる。畳だって、こんなに汚れていたの?とびっくりするくらい汚れが落ちる。しかし、使わなかったら・・・、意味がないやっしぇー!、あっ失礼、意味がない。 あれから1年。5回も使っただろうか。高価なお掃除グッズは、掃除をする家でなら、1回あたりのお掃除単価を下げることができるのだが、あぁ、ため息。考えるだけで脱力、掃除をする気にもなれず、ウチは一向にきれいにならない。 5.事務局日誌8月、9月の事務局日誌より主な事項を報告いたします。
6.あとがきスポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、 食欲の秋と大変しのぎよい季節となりました。沖視協の行事としては、第21回沖縄県視覚障害者音楽発表大会と第17回沖縄県視覚障害者卓球大会、第10回沖縄県ボウリング大会、第8回視覚障害者マラソン沖縄大会と控えています。日頃からスポーツ、芸能文化活動とそれぞれの趣味を楽しみながら、体力の維持向上、技術の錬磨に励んでください。次回発行は12月です。各地域の皆様からの寄稿やお知らせ、耳よりの情報をお待ちしています。 ☆ 「福祉会だより」は点字版・墨字版を沖縄県共同募金会からの配分金で作成し、県内及び県外の沖縄県出身視覚障害者の方々や関係者に郵送しています。 |
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